インタビュー

ペパボの新しい仲間「クリエイターズネットワーク」ってどんな会社?

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2019年2月にペパボのグループ会社として新たにジョインし、4月にはオフィスも一緒になった「GMOクリエイターズネットワーク」。これからどんなシナジーを生み出していくのか、代表取締役の伊藤さんと 制作事業部の髙橋さん、
Fintech事業部 のジヨンさんの3人にお話を伺います。

伊藤 毅(いとうさん)
GMOクリエイターズネットワーク 代表取締役社長。マイブームは観葉植物の耐寒性をチェックすること


髙橋 吉乃(たかはしさん)
 GMOクリエイターズネットワーク 制作事業部 部長。マイブームは秘湯巡り(湯治)と靴を集めること。


張 持榮(じよんさん)
GMOクリエイターズネットワーク Fintech事業部 マネージャー。マイブームはGW 韓国で行きたいお店をジャンル・エリア別でリストアップすること。

フリーランスを支援する2つの事業

ー クリエイターズネットワークは、どんな事業を展開している会社ですか?

伊藤さん:僕たちは、フリーランスのクリエイターさんを支援するために、大きく2つの事業を展開しています。
ひとつは、コンテンツ制作事業。例えば「studio woofoo(スタジオウーフー)」は、2万5千人以上のライターさんが登録している編集プロダクションです。コンテンツをつくりたいクライアント企業とそれにぴったりあったクリエイターさんを僕らが繋いでディレクションや編集を行なっています。この事業部長として、約15人の仲間を引っ張っているのが高橋です。

もうひとつは、フリーランス向け金融支援事業。こちらの事業では、2018年10月にスタートした日本初のフリーランス向け収納代行&即日支払いサービス「FREENANCE(フリーナンス)」に注力しています。このサービスを担当しているのが、新卒9年目で大活躍しているジヨンです。

ー 「FREENANCE」は、どんなサービスなんですか?

伊藤さん:フリーランスの人が、通常の支払いサイクルよりも前にお金を受け取ることができるサービスです。例えば、雑誌の撮影を終えたフリーカメラマンさんの場合、掲載ベースでお支払いとなると長い場合には3〜5カ月先にお金が入るケースも。そんなとき「FREENANCE」を使えば、僕たちが請求書を買い取ることで「即日払い」を実現できます。

ー 「FREENANCE」を活用すれば、フリーランスの人がお金の心配をせず、本来の仕事に専念できるようになりますね。

伊藤さん:そうなんです。僕は文学部出身だったということもあり友だちにフリーの編集者やライターが多くいて、ずっと前から彼らの力になりたい気持ちが強くありました。なので2002年の創業から今まで、僕たちはずっと変わらずフリーランスのクリエイターさんの支援を軸にサービス提供しています。 

高校のサッカー部の先輩に誘われて

ー そんなクリエイターズネットワークが、なぜペパボに?

伊藤さん:星さんに誘われて……。

ー えっ…!?

伊藤さん:ペパボの常務取締役・星さんとは高校時代、同じサッカー部の先輩後輩の仲でした。

ー どちらも本当ですか…?

伊藤さん:先輩後輩の仲は本当ですが、ペパボにジョインした理由はちゃんと別にあります(笑)!
一番の大きなポイントは、ペパボも僕たちも違う分野を開拓しているけれども「つくる人を支える」という共通のミッションがあること。
お互いのサービスで培ってきた資産を活かせば、さらに付加価値の高いサービスをクリエイターさんたちに提供できると確信したからです。

ー たしかに2社とも「つくる人を支えるためのサービス」を提供していますね。

ー 4月からペパボのオフィスで働いてみて、ペパボの印象はいかがでしょう。

高橋さん:ペパボのオフィスで働いてみると、みんな想像以上に声をかけてくれるので驚きました。すれちがったときに声かけてくれたり。ものすごくフランクです。

ジヨンさん:役職や年齢に関わらず、お互いにあだ名で呼び合う文化も、今までなかったので新鮮ですね。Slackであだ名が飛び交っていて誰が誰だかわからなくなることも…(笑)。社長は、星さんにウポ」って呼ばれていますよね?

伊藤さん:「ドラゴンボール」のミスターポポ+原始人の「ウホホッ!」って声のイメージ=「ウポ」なんだと思います……たぶん。自分で説明すると恥ずかしいな!正式にジョインするまで、ペパボの人たちとちゃんと仲良くできるか不安でしたけど、実際は、全く心配ありませんでしたね。

ー クリエイターズネットワークは、どんな雰囲気なんですか?

高橋さん:他社さんやクリエイターさんからは「サークルっぽいね!」とよく言われるんですが、確かに、いつもみんな楽しそうに仕事しています。事業部は2つに分かれているんですが、隔たりなくワイワイした雰囲気があるというか…ここらへんもペパボと似ているかもしれません。

伊藤さん:データでも平均年齢も33才くらいでペパボと近いんです。ただペパボよりも新卒が少なくて、中途が多い。それに、それぞれのバックグラウンドが多様なところはペパボと違うような気がしてます。

ジヨンさん:新卒入社は私含めて3人です。

高橋さん:たしかに少ないです!それに比べて中途採用の経歴の多様さでいうと…お見合いパーティーの司会者、ライブハウスの企画運営、寿司職人など。インターネットにどっぷり浸かってきた人のほうが少ないかもしれないですね。クリエイターさんを探す役割、制作物の品質管理など、ペパボにはない職種の人も多いです。

ー クリエイターズネットワークの個性とスキルが加わることで、会社としてできることの幅もぐっと広がるイメージが湧きました。

フリーランスがもっと自由になる世界を

ー これからどんな人と働きたいか教えてください。

高橋さん:編集の知識や技術、流行をキャッチする力を持ち合わせていることはもちろんうれしいのですが、それ以上に自分の考えを持って仕事する人と働きたいです。クライアントや上司の言われたとおりに仕事するよりも、何でもおもしろがって、上司もクライアントも驚かすぞ!って勢いのある人が、仲間に入ってくれたら。

ジヨンさん:私は新卒で入社してから、同じ職種や立場の人がいなかったので、まわりの仲間に助けられながら成長してきました。ただ、積極的に行動する前にときどき慎重になりすぎてしまうこともあるので、思いきった行動ができて、私と一緒にチームのみんなを引っ張っていけるタイプの人に出会いたいです。

高橋さん:会社としてまだまだ人数も少ないですし、チームのバランスをとってくれる人よりも、期待や常識を超えてガンガン引っ張っていく行動力のある人がいいですね。

伊藤さん:そこは僕も同じような人をイメージしています。一緒に働きたい人のイメージを具体的にひとつ挙げるとしたら「公認会計士」や「弁護士」など金融や法律にまつわる資格を持っている人。さらに言うと、こういった資格やスキルの領域に縛られずその知識をベースに前向きにあの手この手を提案できる人に仲間に加わってもらえると、フリーランスのクリエイターさんのためのインフラ事業をますます強化できるはずです。

ー これから新たにチャレンジしたいことはありますか?

ジヨン:今回ペパボにジョインする前から「ロリポップ!」のユーザーさんへ「FREENANCE」をご紹介するなど、既存のサービスでシナジーを生み出す取り組みにチャレンジしています。なので、これからそういった取り組みをさらに深めたり、別のサービスへも展開したりしていこうかと。あとは「minne」や「カラーミーショップ」のように、イベントやセミナーを積極的に展開していけたらうれしいです。

ー クリエイターネットワークさんでは過去にイベントは?

高橋さん:おととしからクリエイターさんを集めて交流会なるものを始めました。初年度は東京、去年は東京・大阪・福岡の3都市で開催。2019年は、さらに拡大して仙台・名古屋を含む5都市で開催できたらいいなと考えています。メールと電話だけのつながりが、実際にお会いして「この人がこんなモノを書くのか!」とイメージが結び付くと、クリエイターさんを応援する気持ちはますます強くなりますし、クライアントへの提案もスムーズになります。会社名のとおり、クリエイターさんのネットワークが全国にあることこそ私たちの強みなので、これまで以上にもっと積極的に会いにいく機会を増やして、ネットワークをより深く、広げていきたいですね。

ー 最後に。社長の挑戦したいことを教えてください。

伊藤さん:1年以上の長い時間をかけて立ち上げた「FREENANCE」も、まだまだ伸びしろがたくさんあるので、当面はこの事業を伸ばしていくことに注力していきます。今は目の前のお金の悩みを解決するお手伝いしかできないのですが、その先には、例えばフリーランスのクリエイターさんが住宅ローンを組める状態をつくったり、大きな資金を調達しやすいしくみを整えたり。ペパボの仲間と事業と一緒になって、フリーランスのクリエイターさんが本当の意味でもっと自由になるような、既存のしくみを変えるサービスづくりに挑戦していきたいです。

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