インタビュー

フリーランスのあなたを、いつもそばでそっと支えるサービス「FREENANCE」

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2019年2月6日に、GMOペパボにグループジョインしたGMOクリエーターズネットワーク。GMOクリエーターズネットワークが2018年10月に提供を開始した、フリーランスに特化した金融支援サービス「FREENANCE(フリーナンス)」とはどういったサービスなのか、執行役員 フリーナンス事業責任者 次松さんにお話をうかがいました!


次松 武大 (つぎまつ たけひろ)
あだ名:もろく
Twitterアカウント:@tsugimmm
GMOクリエイターズネットワーク 執行役員 フリーナンス事業責任者 。趣味は、映画を観る・本を読む・走る・沢登り、釣りもします。

フリーランスのための「お金」と「保険」のサービス

ー「FREENANCE」はどういうサービスですか?

次松:「FREENANCE」はフリーランスが安心して働くための「お金」と「保険」のサービスです。

お金の「即日払い」と保険の「あんしん補償」の2つのサービスが含まれています。「即日払い」はユーザーが取引先に送る請求書を「FREENANCE」が買い取り、手数料を引いた代金をユーザー所定の金融機関に振り込むサービスです。「あんしん補償(損害賠償保険)」は、仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故の補償(最高5,000万円)、情報漏えいや著作権侵害、偶然の事故による納期遅延などを原因とするフリーランス特有の事故の補償(最高500万円)を行う保険サービスです。

また、先月リリースしたばかりの「プロフィール機能」は、フリーランスと取引をしたい企業にとっても、役立つ機能で、フリーナンスユーザーの「本人確認」や「反社チェック」結果を無料で確認できます。

ー初期費用や利用料はどのくらいかかるのですか?

次松:初期費用は無料です。「あんしん補償」も全ユーザーに無料で付帯します。お金がかかるのは「即日払い」を利用する際の請求書買取の手数料だけです。手数料率は取引金額や実績によって3%から10%となっています。また、この「即日払い」を利用するには報酬の振込先として「FREENANCE」が発行する「振込専用口座」を記載している必要があるのですが、この口座名義はユーザーの希望する名義(本名や屋号・ペンネームなど)にすることが可能です。私たちからクライアントに連絡することもないので、「即日払い」の利用をクライアントに知られることは原則としてありません。

ー取引先会社に「FREENANCE」を利用していることを知られずに、即日払いサービスを利用できるんですね。

次松:取引先に知られない、というのはフリーランスにとって大きなポイントです。フリーランスにとって、取引先との信頼関係はとても大切です。即日払いを利用していることを知られたくない方も多くいらっしゃいます。そこで、取引先からは、ご本人に支払っているという見え方ができることは重要なポイントです。

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やさしさが支えるサービス

ー「FREENANCE」はどういう想いで誕生したサービスですか?

次松: 「FREENANCE」は4年前くらいから僕の中で構想がありました。制作事業を展開していくなかでフリーランスの方と関わることが多く、「支払い」や「契約」に関する不安の声を聞く機会が多くありました。ですので、当社がフリーランスの方々に業務を依頼する際は、契約や納品物に関する細かい内容もきちんと言語化し、発注書として事前に提示することで、安心して気持ちよく仕事をしてもらえるよう努力を重ねてきました。

それに加え、「スピーディな支払い」が実現できれば、当社のアピールポイントになると考えたんです。会社によって、月末締め翌月末払い、翌々月払いといったケースがありますが、下請法にも「受領した日から60日以内のできる限り短い期間内」という記載があるように、少しでも早く支払うべきと常々思っていました。こうした構想をすすめるうちに、かならずしも当社で関わるフリーランスに限らず、世の中の全フリーランスを支えることはできないだろうかと考えたんです。安心して仕事に専念できるように。心配を少しでも減らせるように。フリーランスが本当の意味で、自由になるように。

ー4年想い続けてきたサービスを実現するのに、きっかけはあったんですか?

次松: GMOインターネットグループでは、各社の目標予算を策定する際に、『GMOサミット』と呼ばれるグループ各社のキーパーソンが一堂に会するミーティングが開催され、そこで承認されて最終的に予算が確定します。

そして『GMOサミット』に予算案を持っていくには、事業形態ごとに開催される分科会で全体合意を得る必要があります。フリーナンスの実現に向けて、僕たちが大きく踏み出したのはまさにこの分科会がきっかけなんです。

2017年10月に行われた分科会では、私たちの参加するインフラ・EC分科会の座長であるGMOペイメントゲートウェイ社(以下、GMO-PG)の相浦社長のもと、各社社長が2018年の目標予算をホワイトボードに記入しました。そこで当社代表の伊藤は、少しストレッチ(背伸び)した数字を書いたんですね。するとそれを見た相浦社長から「本当に達成できるのか?」と質問され、その時、伊藤は正直に「難しい」と伝えたんですね。というのも僕たちの中で、来年(2018年)は大丈夫だとしても、既存事業を継続するモデルで、この先5年・10年と戦えるのだろうかという点で少し心の揺らぎがあったからです。

それを聞いた相浦社長は、即座にホワイトボードの当社の目標予算を斜線で消して、3分の1の額に書き換えた上で「来年はこの額にしよう。その代わり5年後に大化けするビジネスを作ろう」と背中を押してもらいました。失礼な言い方かもしれませんが、かっこよすぎて一瞬で惚れました。それと同時に「難しい」と答えた伊藤に「グッジョブ!」と心の中で快哉を叫びましたね。伊藤が「達成できます」と言っていたら、たぶん「FREENANCE」もなかったはずです。

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ーそれではその「5年後に大化けするビジネス」というのが・・・

次松: はい。それが「FREENANCE」です。といっても僕たちには「即日払い」というアイデアしかなかったのですが、GMO-PGのメンバーから金融サービスやファクタリングなどの金融業界のサービスについて何から何まで教えてもらい、トントン拍子に事業化が進み、分科会から1年後の2018年10月にサービスを開始することができたんです。

ーGMOインターネットグループの「GMOあおぞらネット銀行」の振込入金口座(バーチャル口座を利用しているとのことですがバーチャル口座とはどういうものですか?

次松: バーチャル口座というのは、代表口座とひもづいている、口座番号も口座名義も異なる「仮想的な口座」のことです。このバーチャル口座に振り込まれたお金はそのまま、代表口座に入金されます。

「FREENANCE」では、ユーザー一人ひとりにこのバーチャル口座を本人名義で開設(「振込専用口座」)できるため、ユーザーが「即日払い」を利用した後に、取引先から売掛金を回収しなくても、取引先がこの口座に「勝手に」振り込んでくれます。少し変な言い方ですが、取引先はお仕事を発注したフリーランサーに支払っているつもりで、実は当社に振り込んでいるんですね。

「即日払い」を利用しない場合は、振り込まれたお金を当日のうちに(※)ユーザーの口座に振り替えます。この仕組みにより、売掛金の回収がほとんど自動で行われているようなものなので、ユーザーは取引先に知られることなく利用できるし、ぼくたちは低い手数料率かつ少額(1万円~)でもサービスを提供できます。「GMOあおぞらネット銀行」がこのバーチャル口座の発行や削除に関するAPIを他行に先駆けて、しかも無料でテスト提供をはじめたのが2018年9月で、「FREENANCE」のサービス提供開始が2018年の10月。このAPIがあったから「FREENANCE」を実現できたといっても過言ではありません。

(※)振替先口座もGMOあおぞらネット銀行の場合。そのほかの銀行口座へは週一回の振込。

ー想いを実現するのに全てがベストなタイミングだったのですね。今年2019年2月にGMOペパボにグループジョインされましたがいかがですか?

次松: ジョインがスムーズすぎて驚きました。特にバックオフィスの方々の手厚さ、やさしさ、仕事の速さに驚きました。細かい事務処理に手が回らず悩んでいる間に「やっておきました~」なんていうことも。

それに何よりも、ユーザー基盤が共通なんですよね。「つくるひとを増やす、支援する」という想いが一緒で、「FREENANCE」を成長させるための何より心強いパートナーです。

こうやって振り返ると、「FREENANCE」はGMOインターネットグループみんなの協力を得て、みんなのやさしさがつまって提供できているサービスなんですよね。

愛着を持ってもらえるサービス名

ーグループシナジーですね!! サー ビス名はどうやってきまったのですか?

次松: FREELANCE(フリーランス)とFINANCE(ファイナンス)で「FREENANCE」っていうのを思いついたんです。あと「お勤めはどこなんですか?」「あ、自分、フリーなんす(てへっ)」みたいな状況も想起できていいなぁって思ったんですよね。愛着を持てってもらえる、ちょっとダサい名前にしたかったんです。『金融=信頼、クール』とは少し距離をおいて、温かみが欲しかったのでサービスのキーカラーも暖色の黄色にしました。

ーサービスロゴはどうやって誕生したんですか?

次松: ユーモアを感じさせるロゴがいいなと思い、パートナー(従業員)や代表の伊藤と話していく中で、イラストレーターさんが描く顔のイラストを起用するということは決めていました。

何人か候補のイラストレーターさんがいて、みんなで検討していくなかでNoritakeさんにぜひ描いていただきたいという気持ちが強くなり、ご連絡させていただきました。われわれの事業や想いをお話しさせていただき、当初はありもののイラストのライセンスでの利用を打診したら、それだったら自分で作りたいとおっしゃってくださり、いちから描きおろしてくださいました。

実はロゴの著作権も、クリエーターズネットワークならではかもしれませんが、共同保有なんです。Noritakeさんがこういう使い方をしてほしくないという使い方をわれわれはしたくないし、何よりもこのロゴに恥じないサービスにしたいと思っています。

フリーランスが安心して仕事をするための「インフラ」へ

ー現在どういう方が利用されていますか?今後どういった方にご利用いただきたいですか?

次松: 利用傾向は、全ユーザーのうち、実は「即日払い」利用者が10%強なので、「あんしん補償」を目的としてご利用いただいている方がはるかに多いですね。 利用者の職業は、ウェブデザイナー・エンジニア・フォトグラファーやイラストレーターなどのクリエイターが多いです。ミュージシャンや士業の方もいます。

フリーランスの方に取ったアンケートによると「収入が不安定」「社会的身分が不安定」という課題を抱えた回答が多かったんです。この2つにまず、しっかり応えていきたい。実績があっても社会的補償がない、収入が多くてもローンが組めない、社会的信用度が低いといったところを、将来的に「FREENANCE」の振込専用口座の収入実績を与信審査に利用できるようにしたいですね。フリーランスが安心して仕事をするための「インフラ」にしたいという思いです。そのためにも今後、「あんしん補償」のラインナップの拡充も計画中です。現在170万人を超えるすべてのフリーランスにとって、「FREENANCE」がなくてはならないものにしたいですね。

ーこれからフリーランスがどんどん増える世の中、サービスの成長もたのしみですね!現在クリエーターズネットワークで募集中のポディションはありますか?またどんなかたと一緒にお仕事したいですか?

次松: 広い意味で自分のつくったものや考えたものを売った経験がある方にとても魅力を感じます。フリーランスの方を応援し、支えるサービスなので、やっぱりフリーランスの気持ちがわかる方がいいですね。それと「FREENANCE」は0からうまれ、ようやく1になったサービスなので、1を一緒に100にしてくれる方とお仕事をしたいです。企業との提携や、新しいオプションサービスを企画・開発するなど、無限の可能性があります。そこを一緒に考え成長させてくれる方とお仕事をしたいです。現在マーケティングやコミュニケーション、ブランディング、エンジニアなどを幅広く募集しています。気になる方はまず、ランチにお越しください!

詳細はコーポレートからお問い合わせください。

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