出会いは鹿児島のエンジニア勉強会!コミュニティ活動からつながる、リファラル採用とは。
【ペパボリファラルストーリーvol.5 】#エンジニア編

ペパボでは、パートナーの知人や友人を紹介・推薦してもらう採用手法「リファラル採用」に力を入れています。今回は鹿児島エンジニアリングチームで働くエンジニアの2人に、お話を聞きました。

自己紹介

池田 昭仁(いけだ あきひと)
あだ名:あきひと
Twitter:@akht_ikd
CTO室鹿児島エンジニアリングチーム。最近は「ちいかわ」にハマっています。EthereumやWeb3にも興味があります。

高岡 佑輔(たかおか ゆうすけ)
あだ名:くれはじめ
Twitter:@kurehajime
CTO室鹿児島エンジニアリングチーム。最近、英字配列のキーボードを使い始めました。「=」と打とうとした時に3回に2回くらいの頻度で「+」を入力してしまいます。

出会いは鹿児島の勉強会。勉強会でよく顔を合わせる人が続々とペパボに入社していった

ーまず自己紹介をお願いします。

あきひと:
僕は2019年5月の入社で、現在は社長室とデザイン部のメンバーと一緒にRailsアプリケーションの開発をしています。

くれはじめ:
自分は2021年10月に入社して、EC事業部でカラーミーショップの決済画面まわりの開発をしています。その他にも、鹿児島エンジニアリングチームの一員として、あきひとさんやその他チームメンバーと一緒に、鹿児島オフィスで行われるイベントの運営や、他社さんとの合同勉強会の企画などを進めています。

ーお二人はどんなきっかけで知り合ったのですか。

あきひと:
数年前に鹿児島で開催されたかごべんというITエンジニア向けのコミュニティの「かごもく」という勉強会です。

前職への転職を機に鹿児島市内へ引っ越してきたのですが、初めて参加したIT勉強会が「かごもく」でした。くれはじめさんは僕より前からその勉強会に参加されていて、そこで知り合いました。

ーペパボに誘ったのはいつだったのですか。

あきひと:
たぶん、一番最初に声をかけたのは2019年の夏か秋ごろだったと思います。

僕がペパボに入社をして、ペパボとしても鹿児島オフィスで働くエンジニアをもっと増やしたいと思って活動していたので、知り合いのエンジニアへの声かけを積極的に行っていました。

その中で「誰かペパボに合いそうないい人はいないかな」と考えたときに「くれはじめさんがいるじゃん!」と思って声をかけました。

その後あらためて2020年の秋ごろにTwitterのDMで「お久しぶりです!前に話していた話、まだ興味ありますか」という感じで声をかけました。その後面談などを通して、最終的に2021年の夏頃に選考に進んでもらいました。

くれはじめ:
その頃の自分は、鹿児島の企業でSIerとして働いていました。お客さんと直接会って用件をヒアリングし、システムを構築していくという仕事です。

もちろんやりがいはあったのですが、エンジニアとしていまひとつ刺激が足りないなと思っていました。

エンジニアとして物足りない部分に関しては、プライベートで自作ツールを作ってそれをGitHubに公開したり、勉強会に顔を出したりして補っていました。その中であきひとさんにあって、先ほどの話につながります。

ーあらためて声をかけられた2020年の秋のタイミングでは転職活動はされていたんですか。

くれはじめ:
その頃の自分は転職活動を積極的にするぞという心境ではなく「いい話があるのであれば聞いてみたいな」という感じでした。

前のめりになったのは2021年の春ごろからでした。

ーペパボ自体は知っていましたか。

くれはじめ:
SUZURIやカラーミーショップといったサービスは以前から知ってはいました。

他にも、2018年に開催された、SAKURAJIMA HOUSE 2018という鹿児島のエンジニア向けイベントで、社長のケンタロさんが登壇しているのをみて、ペパボを身近な存在として認識するようになりました。

その後、鹿児島にペパボのオフィスができたらしいという噂を聞きました。そして何やら勉強会でよく顔を合わせる人からペパボに入社したという話を聞いて「おや」と思いつつ、外から眺めていました。

ペパボ、そして鹿児島エンジニアリングチームの仲間になって欲しくて、何度も面談をした

ーくれはじめさんをペパボに誘いたいと思ったきっかけはなんだったんですか。

あきひと:
鹿児島の勉強会にいくと大体くれはじめさんがいて、勉強会での発表やGitHubやTwitterで公開しているプロジェクトを見ると「おもしろいな」と思うことが多かったんです。日常的にいろいろなアウトプットもされていて、ペパボが求めるエンジニア像にマッチしていそうだと感じていました。

先日くれはじめさんが公開した「TypoScript」もすごく拡散されていましたが、こういうおもしろいアイデアを思いついて形にできる人は「もっとおもしろくできる」を企業理念にしているペパボにはぴったりで「この人しかいないだろう!」と思って声をかけました。

ーTwitterDMで声をかけた後は、どんなアプローチをしたんですか。

あきひと:
平日の夜に、何回かMeetをつないで話をしました。

ーそこではどんな話をしたんですか。

くれはじめ:
ペパボの制度についてや、わたしたちが大切にしている3つのこと、CTOのあんちぽさんが書いた「やっていき、のっていき」の話だったりと、「ペパボってこんな感じだよ」というのを細かく教えてもらいました。

あきひと:
ペパボを知ってもらうのはもちろんなんですが、鹿児島エンジニアリングチームに入って欲しかったので、チームの取り組みなどを詳しく説明しました。

面談では、話すことや共有したい資料をあらかじめGitHub Gistにまとめておいて、それに沿って話をしていきました。

カルチャーマッチも重要だと思っていたので、そこについても詳しく説明をしました。

ー選考に参加する決め手はなんだったんですか。

くれはじめ:
「やっていき、のっていき」の話などから、自由にやりたいことをできそうだなと思ったのが1つです。

他にも2020年の春ごろにCode for Kagoshimaという、鹿児島県の新型コロナウイルスに関するまとめサイトをつくるプロジェクトにあんちぽさん、黒瀧さん、あきひとさんなどのペパボのメンバーと一緒に参加をしていました。

その中で、たとえばPull Requestを作ってマージをする過程でのやりとりを通して「実際の仕事でもこんな感じのやりとりをするんだろうな」という内側がちょっと見えたので、そこも安心材料になりました。

実際のPull Requestのやりとり

ーくれはじめさんが選考に進む上で、何か不安なことはなかったですか。

あきひと:
Ruby、PHPのようなペパボで主に使っている技術の業務経験はないとのことでしたが、エンジニアリングの部分ではまったく不安はなかったですね。勉強会やコミュニティ・GitHub上での日ごろの活動を知っていたのでキャッチアップは問題ないと感じていました。

最終的な判断をするあんちぽさんも、Code for Kagoshima のプロジェクトでくれはじめさんの「やっていき、のっていき」を感じていたと思うので、その点でも安心感みたいなものはありました。

ただ、鹿児島エンジニアリングチームにフィットするかは少し未知数ではあるなと思っていました。

くれはじめさんとは知り合いではあったのですが、そこまでプライベートについて話したりする間柄ではなかったので、人柄についてはあまりわかっていない部分もあったんですよね。

無事に一緒に働けることになってよかったです。

新しい技術をどんどん試せるところと、安心して働ける雰囲気が入社の決め手

ー晴れてペパボに入社したわけですが、入社を決めた理由はなんですか。

くれはじめ:
2つあります。

1つ目は選考参加の理由でもあった、技術的に新しいことをどんどん試すことを推奨する文化があるところ。

もう1つは、雰囲気がいいというか、話を聞けば聞くほど、優しい雰囲気があって働きやすさが感じられたんですよね。ここだったら入っても安心してのびのびと働けるなというところが伝わってきたので、それが1番決め手になりましたね。

ー入社後何かギャップはありますか。

くれはじめ:
ネガティブな部分でのギャップはなかったです。社内Slackの盛り上がり具合は想像以上で「これはすごいな」と思いました。笑

ーくれはじめさんはSIerからの転職だったと思うのですが、自社サービスへを取り扱うペパボへの転職で不安なことはありましたか。

くれはじめ:
実際に個人開発では新しい技術に触れてはいても、業務ではレガシーなコードに触れることが多かったですし、業務の都合上、業務で使った技術を公開したりアピールできる部分も少なかったので不安がありました。

ー入社後のキャッチアップは大変でしたか。

くれはじめ:
Dockerやコンテナ周り、CI/CDなどの技術は特にキャッチアップが必要でした。以前から独学で勉強はしていたのですが、こういった技術はチーム開発でないと活かしきれない技術だと思います。

どうしても自分1人での開発ではなかなかありがたさが実感しづらく、会社で取り入れるにしても周りを説得しないといけないので技術以外のハードルがありました。

ペパボに入ったことで、そのあたりがずいぶん学びやすくなり、教えてくれる人もたくさんいるので、なんとかなりそうです。

あきひと:

「いるだけで成長できる環境」を標榜しているペパボでもありますし、環境をうまく活用して素早くキャッチアップしていけるといいですね!もちろん僕自身もですが…!

自分たちが住んでいる鹿児島を、仲間と一緒に盛り上げていける

ー鹿児島エンジニアリングチームは、他のチームとは少し違って「テック企業として、テクノロジーを活用して鹿児島を盛り上げる」というミッションもあると思うのですが、そこは入ってみてどうですか。

くれはじめ:
鹿児島オフィス関連の仕事については、たとえば上司から「これをやれ」といった形で依頼がくるのではなく、自分たちで考えるところからスタートするので、そこはなかなかおもしろいなと思っていますね。

実際にやってみて、結果を受けて軌道修正して、またやってという形なので、かなりやりがいがあるというかおもしろさは感じています。

ーペパボのおすすめポイントを教えてください

くれはじめ:
自分で課題を見つけて取り組むことが会社として推奨されており、取り組む人を助けてくれる人も多数いて、それを評価する環境も整っているというところです。

そういったエコシステムが実際に回っているのは、非常にいい組織だなと思います。

あきひと:
鹿児島オフィスの活動は、自分が住んでいる土地を自分たちで主体的に盛り上げていくことでもあります。

そのために、たとえば社長室のメンバーと協力したり、いろいろなリソースやコネクションをうまく使うことで、自分たちが考える「地域のおもしろさ」を主体的に掘り起こしていけるというのは魅力的なオススメポイントだと思います。

それと一緒に働くパートナーもとても魅力的です。これは鹿児島オフィスだけではなくペパボ全体がそうなのですが、自分が一緒に働きたいと思う人や魅力的に感じる人がそのまま採用のターゲットになっています。なのでペパボのパートナーはみんな仲良くできる人だし、おもしろいことを考えるのが好きだし、技術的にも素晴らしい人ばかりだと感じます。そこがおすすめできる点ですね。

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また鹿児島のエンジニアコミュニティ「鹿児島.mk」や「K-Ruby」で勉強会も定期的に開催しております。こちらもぜひご参加ください。

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