今年3月に事業ミッションをアップデートしたGMOペパボの事業成長を支える屋台骨の一つであるカラーミーショップ。EC事業部部長であり、2023年3月に執行役員に就任したテリーさんに、これからのカラーミーショップのこと、そして、目指す未来に向けたご自身の役割についてお話を聞きました。
自己紹介
寺井 秀明(てらい ひであき)
あだ名:テリー
Twitter:@hideack
執行役員 兼 EC事業部部長
毎週日曜に「安住紳一郎の日曜天国」を聴くのが癒し。
座右の銘は「みんなで幸せになろうよ。」
事業そのものを推進していくことは一種の“エンジニアリング”
ー 自己紹介をお願いします。
テリー:2011年7月にエンジニアとしてGMOペパボに入社しました。自身が書いたプログラムがインターネットを通じて動くのを見ることができるエンジニアの仕事にやりがいを感じていました。特に、EC関連サービスでは、自分が構築した機能が使われて実際に商品が購入されるのを目の当たりにすることができ、特別な達成感を感じることができました。
ー そんな風にやりがいを感じていたエンジニアからマネジメントラインに軸足をうつした際は、どんな気持ちの変化があったのでしょうか?
テリー:マネージャーの話をもらって今後のキャリアを考えていく中で、事業そのものを推進していくことも一種のエンジニアリングとして捉えたら、とてもしっくりきて。そこからは迷うことなく、エンジニアとしてではなくマネージャー、事業部長といった形で事業に携わっていくことができました。
今年3月まではカラーミーショップだけでなくSUZURIの事業部長も兼任していました。
3月23日からは執行役員となり、事業部長としては現在EC事業部部長専任となっています。
すべての事業者が成功を追求できる強力なパートナーでありたい
ー テリーさんが入社当時から関わってきたカラーミーショップについて教えてください
テリー:2005年2月に提供開始したカラーミーショップは、全国のメーカーやブランド、加工品生産者などの5万店舗以上が利用し、年間2000億円以上の取引が行われるネットショップ作成サービスです。
特徴は大きく分けて3つあります。
1つ目は、多彩なプラン。初期費用・月額費用無料で使えるフリープランから、専任ECアドバイザーからの定期的なサポートが受けられるプレミアムプランまで、ネットショップの成長にあわせて選べるので、どんな事業規模の方でもカラーミーショップでネットショップをはじめることができます。
2つ目は、自由なデザインと機能的な拡張性です。ショップごとの個性を自由なデザインで表現できます。
ー カラーミーショップを使われているネットショップはどれも個性的で見ているだけでも楽しいですよね!
テリー:そうですよね!最近はカラーミーが提携している制作会社さんにデザインを委託しているショップさんも増えています。機能面でいうと、社内で開発したツールの提供はもちろん、外部デベロッパー様から提供いただいている最新のEC支援ツールを「カラーミーショップ アプリストア」を通じて簡単に導入できる仕組みがあります。
ー 実店舗でのFAXや電話での受注をネットショップで一元管理できるアプリが人気と聞きました
テリー:カラーミーショップは実店舗、中でも食品を扱われているショップさんが多いので、導入されている店舗さんは多いですね。あとは今話題の越境ECに関するアプリも導入されているショップさんが多い印象です。
3つ目の特徴は、カスタマーサポートや、セミナーやYouTube、公式WebメディアでのECに関するノウハウや情報発信による運営支援です。先日は2日間に渡るオンラインセミナー「COLOR ME SHOP DAY 2023」を開催し、多くの方にご参加いただきました。
ー 徹底的にネットショップオーナーさんに寄り添っているんですね
テリー:はい、カラーミーショップは、国内の中小企業及び個人事業主が成功を追求できる強力なECプラットフォームとしてのパートナーを目指しているんです。
コロナ禍で変化したECを取り巻く環境
ー コロナ禍には利用者が急増しましたよね
テリー:コロナが小売業に与えた影響は、少なからず私たちのビジネスにも反映されました。緊急事態宣言で営業停止を余儀なくされる異常事態の中、1つの柱としてECを選択するケースが急増したんです。当時、事業者さまから「実店舗とネットショップの両方を行っていたから外出自粛や営業自粛が発令されても事業を継続することができた」という感謝の声を多くいただきました。その時は、サービスを提供していてよかったと改めて思いました。
同じ時期にネットショッピングという行為がより幅広い層まで浸透していくのも実感しましたね。
ー 今は実店舗の営業制限もなくなり、日常が戻ってきた印象ですが…
テリー:そうですね。ただ、ネットショップという販売チャネルを継続・成長させていくことは、事業の持続可能な視点からみたときにとても重要なことだと私たちは考えています。そのためにもカラーミーショップは、ネットショップ運営における生産性を向上させ、事業成長できるための支援を一層厚くする必要があると思って日々取り組んでいます。
新たなミッションは、「ECの多様性を広げる」
ー カラーミーショップは最近ミッションをアップデートしたと聞きました
テリー:2023年4月に、EC事業部としてのミッションを「ECの多様性を広げる」にアップデートしました。
今後はそのミッションのもと、コスト、操作、運営などのハードルをカラーミーショップというプロダクトやサービスが提供するコミュニケーションでさらに下げることで、事業者の方々がECで価値提供や表現ができる機会を創出していきたいと考えています。
ー 具体的にはどのようなことを行っていく予定ですか?
テリー:提供するサービスのプラン構成を充実させることや、既存の機能をEC事業を推進される事業者さまにご満足いただける機能に進化させること、情報提供やサポートの質をより向上させることなど、やるべきこと、やれることは無数にあります。
これらを実現させていくことで、カラーミーショップはECを通じた多様な商いへのチャレンジとその結果としてのアウトプットを支援します。これは、GMOペパボが掲げるミッション「人類のアウトプットを増やす」を、カラーミーショップにおいてどのように体現していくのか、という問いへの答えでもあります。
ー 新たなミッションを掲げ動き出したカラーミーショップにおいて、テリーさんの役割はなんだと思いますか?
テリー:『カラーミーショップを通じて事業者が最大限のアウトプットを行えるよう、事業部が行っている一つ一つの取り組みを結びつけること』と定義しています。結びつける、というのは、1つのエンジニアリングと捉えています。
これを実現するにはデザインやコミュニケーションといった多種多様な手法を駆使して実現する必要があって、そのためには私自身だけでなく、EC事業部に所属するパートナーの力が必要です。その力が最大限発揮できる環境を整えていくことも私の重要な役割の1つだと考えています。
カラーミーショップを利用される事業者様の活動を、「もっとおもしろくできる」ように尽力していきたいと思っています。
カラーミーショップのチャレンジに一緒に挑んでくれる仲間募集中!
ー やるべきこと・やれることが無数にある中で、どんな人財がカラーミーショップに必要でしょうか?
テリー:事業責任者として私がまず大前提として求めるのは、GMOペパボの理念とミッション、そして「わたしたちが大切にしている3つのこと」に共感し、行動いただける方です。それに加えて、これまでの経験から身につけたスキルを、これからECに取り組もう、もっとネットショップを成長させていきたい、と思っている方々のために活かしていきたいという意欲がある方にぜひ仲間として加わっていただきたいです。
EC事業部には、そんな仲間をサポートし、成長するための環境が整っています。とても個性豊かな(笑)パートナーがみなさんを待っています。
私たちと一緒に、EC事業者の皆様の商いの多様性を広げる活動に取り組んでみませんか?
新たなECの世界を広げ、多様な商いを実現する仕事に取り組んでみませんか??
一緒に働ける日を楽しみにしています!