2019年に設立された鹿児島オフィスでは2024年卒より新卒採用を開始しました。
2023年10月からは2025年卒の新卒採用も開始し、IT技術を通じた地域活性化へ向けて邁進しています。今回は、そんな鹿児島オフィスのエンジニアとして働くよしこさんの一日に密着しました。
自己紹介
吉本 康貴 (よしもと こうき)
あだ名:よしこ
Twitter:@yoshikouki
2020年中途入社。鹿児島エンジニアリングチーム (GMOレンシュ開発チーム兼任)のソフトウェアエンジニア。GMOレンシュのプロダクト開発を中心に、全社を横断する活動や鹿児島を盛り上げる活動を担当している。
趣味は対人ゲーム(スプラトゥーン・EXVSシリーズ)と個人プロダクト開発。時間捻出のためにショートスリーパーになりたい。
8:45出社
毎朝7:30頃には娘に叩き起こされる(文字通り叩かれる)ので、8時半から9時の間には出社します。オフィス内はフリーアドレスですが、コーヒーサーバーに近い席がお気に入りなのでいつもそこに座ります。
水を一杯飲み、ホットコーヒーを用意したら業務が始まります。
8:50 毎朝のルーティーン
- 挨拶する(Slack)
- 今日と直近(短くとも週間)の予定を確認する
- タスクの期限・残日数などを確認する
- 前日までの作業内容を思い返す
ここでは確認に留めて作業は行わず、今日やることやゴールを定めていきます。
GMOレンシュ開発チームのSlackチャンネルではチームメンバーが集う「日次スレッド」が作られるのですが、私はそこを分報スレとしても利用しており、自分の考えていることや一挙手一投足を呟いています。
9:00 リリース作業:準備
今日はミーティングが多いこと・30分の合間が2つあることを確認できたので、先日レビューを通過してリリースする予定となっているPull Requestのリリース作業を分割して当てることにしました。
この時間では、リリース工程の確認、リリース宣言(チームへの周知)、Pull Requestのマージとステージング環境へのデプロイ(本番環境に近い構成で動く検証環境へリリース)を行いました。
9:30 AIわいわいキープ (週次ミーティング)
GMOペパボは、以前からプロダクトへのAI活用を進めていましたが、昨年から台頭してきた生成AIの活用も会社一丸となって進めています。
- AIチャットで商品検索 | GPT-3とLangChain活用
- GitHub Copilotの導入によってペパボの開発生産性はどう変化したか
- テキストからアイデアをグッズに!「SUZURI byGMOペパボ」に新機能『スリスリAIラボ』登場 ~「Stability AI」と連携で画像生成AI技術を用いた新たなグッズ作成体験を提供~
- GMOペパボ、AI活用の第二弾としてWebサイトを自動作成しワンストップ公開できる機能などを提供開始 〜機能のリリースを記念したSNSキャンペーンも4/5(水)より開催~
- GMOペパボ、AI(ChatGPT)を活用したマーケティング支援機能をEC関連3サービスにて提供開始 ~AIテクノロジーを活用した研究・開発を加速~
その一例として、CTOの栗林健太郎(通称:あんちぽさん)と各サービスのAI大臣(AI活用を推進するパートナー)が集まり、週次で共有ミーティングを開催しています。私もそこに混じり、日夜意見交換を行います。
10:00 リリース作業:確認
リリース作業の後半戦です。ここではステージング環境でリリース前の最終確認を行います。最終確認が終わると、次のミーティングに向けて準備を行いました。
10:30 GMOレンシュキープ (週次ミーティング)
私が開発しているGMOレンシュでは、CEOの佐藤健太郎(通称:ケンタロさん) と週次のミーティングを開催しています。状況の報告や提案などを行い、フィードバックをもらいながら、さまざまなことを決定していきます。
11:00 リリース作業:実行
いよいよリリースです。準備は完了していたので所定の手順で本番環境へとリリースを実行、念のため本番でも動作チェックを行います。ミスを見落とさないために緊張感を持って取り組みます。
11:30 ペアプログラミング
GMOレンシュを開発しているエンジニアの多くは鹿児島オフィスに所属しています。その中の一人とペアを組み、一緒にプログラミングしたり開発方針について壁打ちしたりします。私が持ち得ない考え方を知れたり、説明するために言語化することで思考が整理されたりなど、さまざまな観点で「お得だな」と思いながら取り組んでいます。
12:30 GMOレンシュ開発ミーティング
週3回開催しているGMOレンシュ開発チーム全体の定例ミーティングです。それぞれが相談したいことを持ち寄り、議論や意思決定をします。プロダクトをより良くするためにチームメンバーが立場に囚われずに意見交換をすることも多く、良い意味で白熱します。
13:00 ランチ
待ちに待ったランチです。鹿児島オフィスは鹿児島中央駅から徒歩10分くらいの好立地にあります。ご飯は、近くのお店でランチしたり、お弁当屋さんに買いに行ったりすることが多いです。私の最近の推しランチは、「パンの店フランセ」というパン屋さん。ちくわパンは明太子の風味がきいていて美味なんですよね。
ランチはチームを超えた交流もあり、エンジニアだけでなくカスタマーサービスやディレクターといった、別チームかつ他職種のパートナーと一緒にランチします。この交流の多さは鹿児島オフィスの良さの1つです。
14:00 開発作業
午後からは開発作業です。
まず、次に取りかかるタスクを決めていきます。あらかじめ決まっていることもありますが、今回はタスク一覧を整理した上で、優先度順に次のタスクを決めました。そのまま要件の整理やゴール設定などをやりつつ、状況を整理します。必要があれば福岡や東京にいるチームメンバーに質問や調整をして、内容を詰めていきます。
その後、「設計」をします。ゴールや要件に沿って、より良いコード・データ設計を考えていきます。ライブラリの選定や、外部サービスが有効であれば調査・調整も行います。特にデータ設計には重きを置いており、予測可能であろう将来まで考慮してデータ設計に反映します。この間、コードは書かないことが多いです(作業ログとしてドキュメントなどは書きます)。
設計がある程度まとまったら、コードに落とし込んでいきます。「テストを書き、実装し、動作検証する」作業を繰り返します。
17:30 鹿児島エンジニアリングチーム 夕会 (日次ミーティング)
鹿児島エンジニアリングチーム(以後、KET)は、鹿児島オフィスに所属するエンジニアだけで構成されたチームです。KETのミッションの1つに「全社のサービスに横断的に関わりそれらの成長角度を上げていく」というものがあり、我々は同じチームにいながら異なるサービスの開発・運用を行っています。
> 鹿児島エンジニアリングチームの最新情報知って欲しいよテックブログ – Pepabo Tech Portal
通常、一緒に業務を行う機会のないチームメンバーもおり、毎日15分だけ集まって相談・雑談をしています。盛り上がったりすると延長することもしばしば・・・。
18:15 退勤
業務を区切りよいところまで片付け、明日のための準備を整えたら退勤です。今日は30分ほど残業しましたが、大抵の場合、期限を守り、やるべきことをやっているので、残業はほとんどありません。私の場合、大体このくらいの時間には退勤します。
退勤後は可愛い娘が待っている自宅へまっすぐ帰宅することが多いですが、パートナーと食事に行ったり、社外勉強会に参加したり、自分でイベントを開催したりすることもあります。立地が良いので退勤後に自由が利くのはいいですね。
本日は帰宅です。お疲れ様でした!!1
1週間のスケジュール例
今週の動きとは異なりますが、よくある1週間のスケジュールを書き出してみました。
フレックス勤務制度により、個人的な都合でも勤務時間の調整が効くのはとても働きやすいです。私は大体9〜18時に勤務していますが、朝方の人は8時前には出勤していますし、10時や11時に出勤する人もいます。
まとめ
鹿児島オフィスのエンジニアとして働くよしこさんの1日に密着してみましたがいかがでしたでしょうか?
東京・福岡で働くパートナーと一緒に業務を進め、定期的に情報交換も行っていることから、鹿児島にいながらも、東京と同水準の業務に携わることができます。
また、鹿児島オフィスに所属するパートナーは他企業の方と協力し、地域コミュニティを活性化させるためのイベントも頻繁に開催しています。
そんなGMOペパボ 鹿児島オフィスでは、2025年卒の本選考や3days開発体験にご参加いただける方を募集しております!みなさまのご応募お待ちしております。