新卒ジョブチャレンジ制度を徹底解剖!挑戦を後押しするペパボの社内転職制度とは?

こんにちは!GMOペパボ新卒採用担当のmarinです。

GMOペパボには、新卒入社3年目のタイミングで部署を異動し、新たなキャリアに挑戦できる「新卒ジョブチャレンジ」制度があります。この制度は、新たな業務にチャレンジし、スキルの大幅な変化に適応することで、パートナーの成長を促進し、個人と事業の成長を加速させるのを目的とした制度です。

GMOペパボは、レンタルサーバー「ロリポップ!」、オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」など、多岐にわたる10以上のサービスを展開しており、社内に多様な技術や職種が存在します。入社したパートナーがペパボで長く活躍し続けられるように、このような制度を導入しました。

今回は新卒ジョブチャレンジ制度を活用し、社内で活躍している2人のパートナーにインタビューしました!

お話してくれた人

・あだな:ほみるん
・異動前の部署(職種):技術部(SRE)
・異動後の部署(職種):ロリポップ・ムームードメイン事業部(Webアプリケーションエンジニア)
・ひとこと自己紹介:デカい音で音楽を聞くのが好きです。あだ名は乱数で作りました。


・あだな:yuiyui
・異動前の部署(職種):CS室(カスタマーサービスサービス職)
・異動後の部署(職種):SUZURI事業部(ディレクター職)
・ひとこと自己紹介:白くてもちもちしているキャラクターが大好き。最近の困りごとはぬいぐるみの収納方法

技術部(SRE)からWebアプリケーションエンジニアへ

まずはほみるんからお話を聞いていきたいと思います!

ほみるん:

学生時代から「ロリポップ!」のサービスを使っていたこともあり、ペパボではインフラエンジニアとしてキャリアをスタートしました。

横断組織である技術部のSRE(Site Reliability Engineering)として、ECサイト構築サービス「カラーミーショップ」のインフラ構築・運用保守(Kubernetes、AWSなど)や、サービスのパフォーマンスを担保するSRE業務、さらには全サービスのオンコール対応なども担当していました。

大学時代は少しだけWebアプリケーション開発の経験もありましたが、特にインフラに面白さを感じてSREのキャリアを歩み始めました。

SREとしてより高いレベルを目指すため

ほみるん:

SREの仕事は好きでしたが、より自分のスキルを広げたいという想いが強くなりました。

というのも、 SREという職種自体が単にインフラのことだけをやるわけではなく、「エンジニアリングを使って技術課題を解決する」役割だと認識しています。

そのためにはやはりアプリケーションを開発する力が必要だと痛感しており、当時の上長や先輩方に相談した結果、SREとしてより高いレベルを目指すなら、アプリケーションを書くスキルを補完すべきだ、と強く背中を押されました。

3年目のタイミングで異動部署を検討するにあたって、ロリポップ・ムームードメイン事業部のWebエンジニアであれば、これまで培ってきたインフラの知識を活かしつつ、よりユーザーの近くで開発ができると考え、今回のジョブチャレンジ制度を活かしました。

異動先の事業部には、インフラとWebアプリケーションの両方に長けているロールモデルとなる先輩がいたことも、大きな決め手となりましたね。

ほみるん:

現在は、「ロリポップ! for Gamers」でWebアプリケーションエンジニアとして、主にバックエンドの開発を担当しています。サブ業務としてアプリケーションのインフラ管理にも引き続き携わっています。

異動して得た「事業目線」と「設計力」

ほみるん:

仕事の進め方で劇的に変わったのはマインドセットです。

技術部はシステムの安定性やコストパフォーマンスの最適化に重きを置いていましたが、事業部に異動してからは「いかにユーザーに価値を届け、事業成長に繋げるか」という視点が中心になりました。

プレスリリースの期日など、ユーザーさんに提供する期限がこれまでより厳しくなるため、スピード感を持って取り組むようになったのも大きな変化だと感じています。

ほみるん:

一番はアプリケーションの設計から考える力が身につきました。

SRE時代はインフラの設計は行いますが、Webアプリケーションの設計には携わりません。異動後はWebアプリケーションのアーキテクチャ設計を含めて一貫して考えるようになり、技術の幅が格段に広がりました。

ほみるん:

キャリアとして、最終的にはSREに戻りたいと考えています。このWebアプリケーション開発の経験は、SREとして成長するための通過点にすぎません。

ここで身につけたアプリケーションを書く力を活かすことで、インフラとWebアプリケーションの両方に長けた、よりレベルの高いSREとして今後も事業に貢献し続けたいです!


カスタマーサービス(CS)職からディレクターへキャリアチェンジ

続いてはyuiyuiさんへのインタビューです!

yuiyui:

私は2021年にペパボに入社し、入社当時からCS業務を担当していました。

カスタマーサービス職として、主に「minne」を使ってくださっているお客様からの問い合わせ対応や、FAQ作成、そしてお客様の悩みを未然に防ぐための業務改善提案などを行っていました。

AI時代を好機ととらえディレクターへ転身

yuiyui:

2024年に組織全体でお問合せの一次受けを100%AI化する流れがあり、カスタマーサービス職のパートナーは横断組織であるCS室から各事業部へ異動することになりました。

私はSUZURI事業部へ異動し、異動直後はSUZURIのCS業務を担当していましたが、上長との1on1でSNS運用などに興味があるという話をしていたところ、ディレクター職へのリスキリングを打診されました。

AI技術の進化に伴いCSの仕事も変化していくだろうと感じていたため、ディレクター職へのキャリアチェンジもポジティブに受け入れることができました。「入社後にやりたいことが変わっても、この会社では大丈夫」だと感じた瞬間でした。

yuiyui:

CSの仕事はサービスの不満や課題といったマイナスをゼロにしていく仕事でしたが、ディレクターはゼロからプラスを生み出す仕事だと感じています。以前はお客様からいただく声に対して、「何が悪いのか」を見ていましたが、今は「さらに何を伸ばすべきか」という思考に変わりました。

また、ディレクター業務は社内だけではなく外部企業との連携が絡むため、スピード感が格段にあがりました。

 CSの経験からユーザー目線を武器に

yuiyui:

最初はメンターの先輩に「何を聞いたらいいかさえわからない」状態でした。

まずは、とにかく実践とフィードバックを繰り返し、企画を立ててインプレッションなどの数値を見て改善するPDCAサイクルを回す力が大幅につきました。最近では、今のトレンドに合わせた付加価値を考えたり、セールの企画を考える際に効果的なスケジュール引き(ディレクション力)ができるようになったと感じています。

yuiyui:

あります。ユーザー目線が強みになっていると感じています。

CSとしてユーザーさんから直接お問い合わせをもらっていた経験があるので、「こういう発信をするとユーザーさんから不満が漏れちゃう可能性が高いから、こういう発信にしましょう」とか、逆に「こういうことが喜ばれるはずだ」という予測を立てることができていると感じています。

yuiyui:

ディレクター業務はやることが毎回違うのが楽しいです!

今はSNSだけでなく、外部企業と企画などにも携わっており、CS時代もたくさんの学びがあり楽しかったのですが、新しい仕事にどんどん関わらせてもらっています。

刺激が多く、毎日ルーティン外の仕事が沢山あるこの環境の変化が、私にとって一番のモチベーションになっています。

就活生へメッセージ

ほみるん:

GMOペパボはインフラ、アプリケーション、セキュリティなどエンジニアリングのほぼ全ての領域を経験できる場所です。エンジニアバリューの1つに「すべてが自分ごと」を掲げており、ユーザーに価値を届けるために必要な技術を主体的に学び、活躍するエンジニアがたくさんいます。

キャリアの方向性に悩んでいる方こそ、GMOペパボのような何にでも挑戦できる環境が最適だと思います。ぜひ、GMOペパボで一緒に成長していきましょう!

yuiyui:

GMOペパボは私のように、「こんなことできたらいいな」とふと口にしたことが叶う会社です。自分がやりたいことをどんどんアウトプットしていくほど、叶う可能性が高くなります。

就活で迷っている方も、ぜひこの挑戦文化を信じて飛び込んできてほしいなと思っています!

最後に

GMOペパボでは27卒新卒採用を募集しております。現在以下の職種で本選考の募集をしておりますのでぜひご応募ください!