こんにちは、EC事業部ディレクターのかいです。
2020年10月20日(火)、ネットショップ作成サービス「カラーミーショップ」で毎年開催されている「カラーミーショップ大賞」の授賞式が執り行われました。
今回の記事では、授賞式の数日前~翌日にかけてのイベント運営の裏側をご紹介。コロナ禍という未曾有の状況で実施された「オンライン授賞式」の準備から本番までをレポートします!
カラーミーショップ大賞とは
カラーミーショップを利用している全国のネットショップの中から、最も優れたショップを表彰する年に一度のコンテスト。2014年から毎年開催しており今年で7回目を迎えます。
昨年までは全国各地の受賞者さまを東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルにご招待し、華々しく表彰を行っていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、今年度はオンラインでの授賞式に切り替えることになりました。
授賞式7か月前から準備
受賞者さまとペパボパートナーの対面コミュニケーションが難しくなるぶん、オンライン授賞式はいかに画面越しに喜んでいただけるかが成功のポイントとなります。
これまで“リアル授賞式”で好評だった要素を取り入れつつ、オンラインならではのおもてなしも滞りなく行えるよう、コンテスト運営メンバーは半年以上も時間をかけて計画・準備を進めてきました。
本番1週間前
この日は、授賞式に招待された42のショップへ名入りのロゼットとパンフレット、そして手作りの招待状を発送しました。
昨年までは、こうした紙ものは会場でひとりひとりに手渡ししていましたが、今年は北海道から沖縄県まで全国各地へ郵送することに。
さらに、各ショップの運営に携わるスタッフの方々が授賞式を観ながらでも楽しめる軽食やドリンクも別便でご用意しました。喜んでいただけますように……!
本番5日前
毎年、受賞者さまに贈呈しているノベルティが完成しました!
「minne」でも活躍している作家さん手作りのアイシングクッキーは、授賞式の華やかさをイメージしたエレガントなデザイン。京都の老舗紙器メーカーさんに製作していただいたオリジナルボックスにぴったりと収まります。
数ヶ月前から企画していたノベルティが想像以上の仕上がりとなり、思わずホッとため息が出てしまいました。こちらは授賞式終了後、トロフィーとともに発送します。
本番前日
いよいよ明日は授賞式本番。運営に携わるパートナーの表情にも緊張の色が浮かびます。
ギリギリまで手直しが続いた構成台本を印刷する頃にはすっかり夜も更けていました。これで準備万端、あとは当日を迎えるだけ……!
緊張の授賞式当日!
オンライン授賞式の会場では、早朝からステージセットが設営されていました。
昨年までのリアル授賞式に勝るとも劣らないステージのきらびやかさに、運営メンバーの心も自然と引き締まります。
隣の部屋にはオペレーションルームが設置され、大規模な配信機材がずらり!
イベント演出・映像配信のプロと協力しながら、リハーサルや最終調整を入念に行いました。
本番30分前。
今年の授賞式会場となる「Zoom」のミーティングルームに、続々と受賞者さまが“入場”してきました。全42ショップの受賞者さまと報道関係者の方々はZoomに集まっていただき、一般視聴者はYouTube LIVEから授賞式の様子を見守ることができます。
「Zoomでのオンラインミーティングは初めて」という受賞者さまも多かったので、授賞式数日前には、念のためマイク・カメラの接続テストにも参加していただいています。
ついに授賞式スタート!
主催者あいさつ、コンテスト概要の説明を経て、さっそく各賞の発表です。
司会・プレゼンターが受賞ショップ名を読み上げる間、オペレーションルームに控える配信チームが画面切り替えを行い、受賞者さまの表情がすぐさま映し出されていきます。
ショップ名を呼ばれて顔をほころばせる受賞者さま。
その嬉しそうな表情に配信チームもひと安心……と言いたいところですが、授賞式は始まったばかり。まだまだ気が抜けません!
こちらはオペレーションルームの様子。
右側のPCモニターではZoom、左側のスマートフォン画面にはYouTube LIVEが表示されています。Zoom側で表示された受賞者さまの映像をすばやく拾い上げ、画面下部にテロップを入れ込み、ほぼリアルタイムでYouTube側に反映させているのです。
このように自社商品を手に笑顔を見せる方、ショップのスタッフさんと喜びを分かち合う方、自宅でお子さまと一緒に受賞の瞬間を迎える方などリアクションはさまざま。想像以上の反応に、カメラの陰で思わず涙してしまうパートナーの姿もありました。
そしてコンテストは終盤へ
ついに上位10ショップとなる優秀賞・大賞の発表です。
ここからは受賞者さまひとりひとりに喜びのコメントをいただく予定ですが、全員と無事につながるでしょうか……?
配信チームの緊張をよそに、皆さんとってもいい表情です!
「優秀賞!」と聞きつけたショップスタッフさんがカメラの前にどんどん集まってくるなど、大盛り上がりの一幕もありました。
途中、受賞者さまのマイクトラブルもありましたが、すぐさま電話がつながり、無事にコメントをいただくことができ一安心。司会を務める松本志のぶさんの鮮やかなフォローがとっても印象的でした。
そして今年度の大賞は、大阪府の革財布工房「小さいふ。クアトロガッツ」さん。日頃ショップを運営している工房のスタッフさん総出で、画面の向こうへ喜びをアピールしてくださいました!
ラストは全員でガッツポーズ!
最後はGMOペパボの副社長・ホシさん( @glover )によるコンテスト総括です。
普段から愛用しているというクアトロガッツさんの「小さいふ。」を手に、市販の“デカさいふ”と比較しながら商品説明をするホシさんの姿は、ちょっとしたテレビショッピングのようでした。
コンテストの締めは、受賞者・プレゼンターの全員が画面に映っての記念撮影!
「カラーミーショップ大賞」では恒例となったガッツポーズでの全員集合を、オンラインでも実現することができました。
授賞式を終えて
昨年までは、セルリアンタワー東急ホテルのボールルームで開催されていたカラーミーショップ大賞の授賞式。
舞台照明やレッドカーペットなどの雰囲気に圧倒されてか、緊張した表情のままトロフィーを受け取る方も多かったのですが、今年は自宅やオフィスなどから授賞式に参加できたことにより、幾分リラックスした笑顔で受賞の喜びをかみしめる方が多い印象でした。
とはいえ、コンテストに携わった立場としては、受賞者さまと直接お会いしてお祝いの言葉を伝えたかったのも本音……! 新型コロナウイルスが一日も早く収束し、皆さんと笑顔で対面できる日を楽しみに、また次回のコンテストへとバトンを繋げていければと思います!