インタビュー

これからの働き方とオフィスの未来像を考えるABW検討プロジェクトの話

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在宅勤務やフレックスなど、多様な働き方をペパボで進める中、パートナーの働く場所や手段を考えるため、総務・人事・情シスといった管理部門の精鋭が集まり、2018年10月に「ABW検討プロジェクト」が発足しました。今回はそのプロジェクトメンバー4名に、これからの働き方についてお話を伺います。

野上 真穂(のがみまほ)
Facebook:@maho.nogami.1
あだ名:まっほー
取締役CIO。ABWプロジェクトの責任者。最近ハマっていることは、はじめたばかりのピラティスでのトレーニング。

古島 民夫(ふるしまたみお)
Facebook:@tamio.furushima
あだ名:たみお
情報システム部門のマネージャー。ABWプロジェクトではプロジェクトマネージャーを担当。最近ハマっていることは寸法を測ること!(オフィス空間ひさびさ!)

大河原 誠(おおかわらまこと)
あだ名:まこっちゃん
総務部門のリーダー。最近ハマっていることは、来月出場するテニスの試合へ向けての日々のトレーニング。

間浦 剛(まうらつよし)
Twitter:@mau_rin
あだ名:まうりん
人事部門のマネージャー。最近ハマっていることは、大人の1人でできるもので、ひとり居酒屋めぐり、ミュージカル・劇団鑑賞、日本酒や地方名産等のお取り寄せなど

猛暑がきっかけ!? プロジェクト発足の経緯

ープロジェクトの発足きっかけはなんだったんですか。

古島:たしか野上さんと2018年夏の「働き方改革EXPO」に行ったことがきっかけだったような気がします。他社事例や案内を見て一緒に話していくうちに、ペパボでも色々検討できることがあるんじゃないかとなって。そんなときに猛暑があったんですよね。

ーそうでした! あのときは体調不良の方も増え、熱中症などの心配もあったため、猛暑が落ち着くまで全社で在宅勤務可ということになったんですよね。

古島:はい。その時に野上さんに「セキュリティまわりのことで相談したい」と声をかけられて。それを契機に総務や人事、それぞれの知見をあわせてチームとして取り組みを進めていくのがよいのではとなったんです。

プロジェクト名「ABW」に込められた思い

ープロジェクト名の「ABW」の名称にはどんな意味が込められているのでしょうか。

古島:「働き方」や「働く場所」を考えるにあたり、特に生産性向上やイノベーション創出の観点においては、オフィス視点でももっと議論を進めていけないかとは思っていたんです。その上で、このプロジェクトを進めるにあたっては概念的なものがあるとよいと考えました。ABWは、仕事内容にあわせて働く場所や空間、アイテムなどを自ら選ぶ働き方のことで、その概念を通じて、僕たちにとって最高の職場ってなんなのかを考えていけたらなと。

野上:働く場所を考える、というとよく話題になるのはリモートワークや在宅勤務ってことだったりするのですが、それって手段であって目的ではないんですよね。今回の目的は、ペパボにおいてより生産性を上げる働き方を考えることなので、単純にリモートワークを推進するということではなく、働くことを基準にして働く場所を考えるという「Activity Based Working」という発想で、このプロジェクトを進めたいという思いがあります。

ーなるほど、単純なリモートワーク推進のプロジェクトではないんですね。

野上:はい。さらに今回は「検証プロジェクト」なので、検証結果によってはもしかしたら「この業務はリモートじゃないほうが生産性が上がる」っていう結論も出るかもしれないんですね。データをとって、長い目で、一番いい方法、それも画一的じゃなくて、それぞれ業務内容にあわせた働き方が考えられたらいいなと思っているんです。

ー実際にこのプロジェクトを通じて検証されていくということですが、具体的にはどんな検証をされていくのでしょうか。

古島:一つは他社の取り組みをしっかり理解して、どういった成果がでているのか、ペパボに取り入れられる部分を客観的に見ていくこと、もう一つはペパボでどういうふうに仕事をすればいいのかを検証するということです。具体的には利用調査などを通じて課題抽出をし、その中から他社でやった事例と重ね合わせてどういう形にしていけばいいのかを考えていきたいと思っています。

いま取り組んでいることは?

ーそれでは、ここでプロジェクトメンバーのみなさんが、具体的にどのような取り組みをされているのかをお伺いしたいと思います。

野上:このプロジェクトについてお話しますと、大きく2軸ありまして、まずはオフィスの中でパートナー自身が働き方を選べるようにするというのと、あとはシェアオフィスやサテライトオフィスなど、既存のオフィス以外の拠点での働き方を考えるというのとがあります。前者については、例えば、オフィスの中でフリーアドレス席をもっと活用するということなのですが、最終的にはフリーアドレス自体もペパボにあっているのかは検証しないといけないと思っています。パートナーが実際に固定席で仕事をしている時間がどれくらいなのかという調査も予定しています。また、後者のオフィス以外の拠点については、様々なサテライトオフィスがある中で、地方拠点も含めて、ペパボにあっているところはどんなところなのかという視点で調査をしています。

大河原:僕はオフィスの改善を担当しております。昨年は東京と福岡で「FOV 」というオフィスのリニューアル取り組みを行いました。
引き続き情報システム部門や人事の方の知見をもらいながら、ペパボオフィスを戦略的に作っていきたいですね。そのために、いま他社事例を見ていっているのですが、「これだったらペパボをもっとおもしろくしていけるのでは?」という発見があります。そんな中、直近でやろうとしているのは、社内のフリーアドレス席の拡張です。いま、外部の業者の方とそこを詰めているところです。

※「FOV」とは、オフィス内の席替えをすることで、視線すなわち「Field of Vision」を変えるという取り組みのこと。

間浦:僕は人事ポジションからの参加になります。人事では2017年から働き方改革を進めている中で、フレックス勤務制度の導入や育児介護の方が利用できる在宅勤務制度の導入などを行っており、大きな意味でペパボの働き方をどう考えていくか、というところでこのプロジェクトに参加しています。僕としては、働く場所をどうするかの土台をこのプロジェクトで作った後に、そこを拠点にした新たなコミュニティを作れるとよいなと思っています。
将来的には社内外の方との対話や仕事を通じて、新たなナレッジが生まれる仕組みを作っていきたいですね。

古島:僕のところでは、事例の調査を進めています。10年以上かけて働き方とオフィスのあり方について取り組んでいらっしゃる事例もありますし、まずはそうした事例をもとに知見を増やしています。また、そうして得た知見を活かしながらペパボのオフィスの課題の対応も行っています。具体的には、オフィスの共有スペースや、社外のオフィススペースの一時利用であったりの相談に乗ったり、取り組みに関わるようになってきました。一方で、適切なデータを抽出するためのツールの検討や手法の調査などにも取り組んでいます。

ー最後にこれから入ってくるパートナーの方へ期待してほしいことや、今後の意気込みなどがありましたらお願いします。

間浦:ペパボは多様性を重んじる方向で採用活動を行っています。そういう意味では多様性という観点からも、この取り組みが意味のあるものになっていくのではないかと思っています。また、新しいオフィスのあり方を今まさに作っているタイミングなので、ここでペパボにジョインいただけたら、色々な意見をご提案いただいたり、意見交換をしあったりする機会もあるかと思います。そういう意味では皆さんと一緒に会社づくりができるとよいですね。

大河原:オフィスの面では、その日の出社した気分によって、働きたい場所、働き方を選べるようなオフィスの提案というのができるかなと思っているので、毎日来て働きたいオフィスというのを提供していけるよう、頑張っていきたいです!

古島:ペパボってこのプロジェクトに限らず、みんなひとりひとりが生産性をあげることや職場を良くしていくことに前向きな風土があります。これからペパボで働く方には、ぜひそこを一緒に考えていただけると嬉しいです。

野上:このプロジェクトは2019年の6月末までのプロジェクトなんですが、6月末までに結果をまとめて、2020年には施策として皆さんに共有できるようになっているのではないかと思います。ぜひご期待ください!

ー働く場所も、もっとおもしろくできる! ということで今後がとても楽しみです。今日はありがとうございました!

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