GMOペパボでは事業部制をとっており、各事業部にディレクターが所属しています。ディレクターと一言でいってもその業務内容は多岐にわたります。
今回は2021年に新卒として入社したディレクター3人にそれぞれの仕事内容についてインタビューしてみました。
自己紹介
大河内 明日香(おおこうち あすか)
あだ名:kinako
SNS:https://twitter.com/AsukaOkochi
SUZURI事業部 開発ディレクター。
アイドルと猫が好きです。
深田 実沙(ふかだ みさ)
あだ名:mingo
EC事業部ソリューションチームのディレクター。
雑貨屋さんを見るのが大好き。
長島 奈槻(ながしま なつき)
あだ名:nattt
minne事業部 マーケットチームのディレクター。
最近観た映画で一番好きなのは「RRR」と「THE FIRST SLAM DUNK」です。
― 自己紹介をお願いします。
きなこ:
2021年に新卒として入社して、SUZURI事業部でプロダクトディレクターをしています。
なっつ:
2021年に新卒として入社し、去年まではminne事業部のユーザー拡大チームでSNSの担当をしていました。今はマーケットチームの配属になり、アンティーク・ヴィンテージと海外の領域を担当しています。
みんご:
同じく2021年に新卒で入社し、EC事業部のカラーミーショップグループ ソリューションチームでディレクターをしています。主にアライアンス周りを担当しています。
Webディレクターと言っても担当領域やチーム体制は様々
ー 具体的な業務とチーム構成を教えてください。
きなこ:
SUZURIのWebサイトやアプリなどのプロダクトの改善を行う業務を行っています。具体的にはエンジニアやデザイナーと一緒にSUZURIのUIや機能を新たに考えたり、既存の機能のUI改善などを担当しています。SUZURIのプロダクトチームでは「初めて買い物する人を増やすこと」と「また使いたくなるサービスにすること」の2つをミッションとしてサービス運営をしています。
チーム構成としては、プロダクト開発チームは全体で17名、そのうちディレクターは3人のみです。比較的エンジニアやデザイナーが多いチームです。
なっつ:
minneで取り扱っているアンティーク・ヴィンテージの作品や、海外の方に向けての認知拡大や購入の推進を図る施策を進めています。具体的にはSNSや広告、メルマガなどあらゆる媒体を使って、minneを使うきっかけを増やすための施策を主に行っています。
minne事業部のマーケットチームは全体で18名所属しており、内訳としてはマネージャーとサブマネージャーが2名、ディレクターが15名、デザイナーが1名のチームになります。きなこが所属しているプロダクト開発チームとは異なり、エンジニアがいないチームです。
みんご:
担当している業務は主にカラーミーショップのアライアンス周りで、メインで担当しているのはID決済やカラーミー広告のマーケティング・セールスです。
私たちのチームはカラーミーショップの制作代行や広告、外部ID決済など、カラーミーショップをご利用いただいているユーザーさんが成長していくために活用できるサービスやプランを提供することをミッションとしています。
チーム編成は全員ディレクターで11人所属してます。主に営業担当やアライアンス担当、またプレミアムプランのECアドバイザーが所属しているチームです。
ー 3人とも担当している業務がバラバラでおもしろいですね!3人で仕事の仕方も違いがありそうですね。きなこちゃんはどうですか?
きなこ:
はい、私は比較的ミーティングが多くて、だいたい1日に4〜5回ミーティングが入っています。
毎日欠かさず実施しているのはプロダクト開発ディレクターの朝会ミーティングで、困っていることや今日のタスクをメインに共有し、その他には週末にあったことを話したり雑談も多めです(笑)。
ー なんでも話しやすい雰囲気づくりがされていそうですね。先輩やOJTの方とはどのような関係ですか?
きなこ:
出社している時は業務後にチームメンバーとご飯を食べに行ったり、プライベートのことも喋ったりできるような仲です。昨日の朝会では私の推しのアイドルの話をしました(笑)。
ー みんごさんはいかがですか?
みんご:
はい、担当施策にもよるのですが、私のチームはきなこのチームと比べてミーティングは少ないですね。チーム定例や施策ごとの定例はそれぞれ週1回くらいの頻度です。
ただ、出社している時はもちろん、オンラインでもチームのSlackチャンネルに誰でも入れるMeet(オンライン相談部屋)があるので、ちょっと困ったときなどすぐに相談できる環境はあります。
なっつ:
私のチームでは毎日30分ぐらいの昼会があり、みんなで数値をチェックしたりトレンドを共有したりしています。
プロジェクト単位ではみんごと同じく週1回で開催しており、困った時や相談したい時は、Slackのチャンネルで相談したり、Slackのハドル機能もよく使用しています。
関係者間がWin-Winになるように、社内外との調整の難しさ
ーディレクターならではの仕事の難しさを感じることはありますか?
みんご:
そうですね、ディレクターは仕事で関わる人が多いので調整力が必要になります。
社内外問わず関わっている方がそれぞれ大切にしていることを汲み取り、リリースまで遂行しないといけないのでその調整が難しいなと感じています。
その中で私が気を付けていることは、相手を不安にさせないようなコミュニケーションを取るように意識していて、事前に「こういうことやりますよ」とか進捗や状況をこまめに伝えておくなど、不安になるポイントを作らないようしています。
なっつ:
みんごと同じで、ディレクターは社内・社外の方と関わることが多いので、みんながWin-Winになるように調整するのが大変だなと思います。ただ、ペパボは相談しやすい環境があるので、これまでも先輩に支えられながら乗り越えてきました。
大変ではありますが、新卒2年目で企業間の大きな企画やテレビ取材にも関われたりするのが、ディレクターならではの面白さだと思います。
きなこ:
エンジニアやデザイナーとうまくコミュニケーションをとって、リリース期日に遅れがでないように進捗管理をすることが大変だと感じています。これはプロダクト開発ディレクターならではかもしれません。あと、プロダクトの改善は成果が出る時と出ない時の差が激しいので、成果が出せるように施策を考えるのが大変だけどそこにやりがいを感じています。
ー 自分と違う職種のメンバーとコミュニケーションを取るときに、工夫していることはありますか?
きなこ:
そうですね。まずわからないことは何でも聞くようにしています。質問するときに、なぜこの情報を知りたいのか、やりたいことの目的を伝えるように気をつけています。
ユーザーさんの反応や成長が一番のやりがいに
ー ディレクターの仕事のやりがいや嬉しい瞬間を教えてください。
なっつ:
私が以前minneのSNS運用を担当していた時の話なのですが、SNSはユーザーさんとの距離が近く直に反応を見れることにとてもやりがいを感じていました。例えばminneに出品されている作品をminneのTwitterで紹介して、それがバズった時は、SNSを通じてたくさんの方に素敵な作品を知ってもらえたことや作家・ブランドのみなさんの売り上げに貢献できたことが嬉しくて誇らしい気持ちになりました。
きなこ:
私がやりがいを感じるのは機能をリリースしたときにユーザーさんの反応を見るときです。Twitterで「この機能ほしかった!」とか「さっそく使ってみる」など、実際に使っている様子や喜んでいる様子をこっそり見るのが本当に楽しくて。
あとは実際にやった施策で成果が出たときはやっぱり嬉しいですね。
みんご:
私が一番印象に残っていることは、カラーミーショップが毎年開催しているカラーミーショップ大賞というイベントで、実際にユーザーさんとお会いしてお話ができたことです。「カラーミーショップを通してこんなに商いが広がっているんだ」というような実感がよりリアルに沸き、これまで以上にショップさんの成長のお手伝いをしたいなという気持ちになりましたし、やりがいを感じました。
また個人的なスキルアップの面で言うと、ペパボには様々な専門性を持っている人が集まっているので、そういった方たちから学ぶ機会が沢山あり、がんばった分だけ自分もスキルアップできるといった面でもやりがいを感じています。
ーチームメンバーや他事業部のディレクター間で勉強会や共有会はありますか?
きなこ:
事業部関係なく色んな知見を共有する場みたいなものがあります。直近だと有志でデータ分析の知見共有会やディレクターのお悩み相談会などを実施しました。
お悩み相談会は私が立ち上げたのですが、ふんわりとしたお悩みを相談する回を月1回のペースでやっています。例えばminneで過去に実施した施策をSUZURIでこれから始めようとした時に、誰が担当だったかをいきなり聞くのは少しハードルが高かったりするのですが、相談会があれば担当者に直接その時の知見を聞けて自分が担当するサービスに活かすことができるので、お悩み相談会+効率化みたいものが得られて良い機会になっています。
みんご:
勉強会もそうなのですが、ペパボは過去の資料や知見はドキュメントに残す文化があり、誰でも見れる状態になっているのでそういったところからも情報をキャッチアップしています。Slackに全事業部のディレクターが参加しているチャンネルがあるので、そのチャンネルを活用して知見を共有したり、勉強会や読書会の告知などをしています。
自身のスキルアップがサービスの成長に
ー 今後挑戦していきたいことを教えてください。
なっつ:
私は学生時代に海外で育ったので、海外の方にもっとminneやペパボのサービスを使っていただけるように頑張っていきたいです。マーケティングやデータ分析のスキルを磨くことで海外領域の拡大に寄与できると思うので、その目標に対して具体的なアクションに落とし込めるようにこれから勉強していきたいと思っています。
きなこ:
私は引き続きSUZURIをいろいろなクリエイターさんに使ってもらったり、ユーザーさんが素敵なアイテムに出会えるような場所をつくっていきたいと思っています。
あとは、今は割と上長から仕事を任せてもらうことが多いのですが、今後は「こういうのやりたいです」と自分から提案し、それが成果につながっていくような仕事の進め方をしていきたいです。
みんご:
今年から「カラーミー広告」も担当することになったので、ショップさんの成長や売上貢献ができるように頑張りたいですし、アライアンスにおいても一緒に取り組みをしている会社と共に成長できるように取り組んでいきたいです。
個人的なところでいうと、デザイナーやエンジニアやCSなど自分とは異なる職種の方はもちろん、自分とは異なる専門性のディレクターとも目線を合わせて話せるように、どのようなことを大事にして物事を考えているのかというのを知る努力をしたいと思っています。
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