7月「デザイン思考ワークショップ 〜マネージャー編〜」実施しました

こんにちは!人事の船橋です。

先日、社内のマネージャーを対象にデザイン思考のワークショップを開催しました!
今日はそのレポートをお届けします。

デザイン思考、それなんぞ?

近頃、「デザイン思考」というワードをよく見かけます。ペパボの中でも、あちらこちらから聞こえるようになりました。

ネット上での言葉をつなぎ合わせて、端的に述べます。デザイン思考とは…データにならない潜在ニーズを掘り起こすもの。“人間中心”の価値観を基軸に、ユーザーの行動を徹底的に観察し、プロトタイプを作り、実践し、改善を短期間で繰り返すプロセスをもってイノベーションを生み出す思考法…ということだと思います。た、たぶん!

ビジネスとしての経済的実現性や、技術的実現性の起点からではない。「人間中心」のアプローチで課題を解決する、それがデザイン思考です。変化が速く、競争が激しい私たちの外部環境。イノベーティブを創出し、クリエイティブであることが差別化の肝になります。デザイン思考は、私たちの強力な味方になってくれるのではないかと考えています。そう、野比のび太でいうところの、ドラえもんの四次元ポケットのように。(ちがいますね。

ペパボでのデザイン思考進捗。

新卒研修でワークショップを導入。今年の新卒研修番長を務めたシニアエンジニアのくろくん (@kurotaky)。彼が、スタンフォード大学の「d.school」を踏襲した東工大のイノベーター養成授業を昨年、半年間専攻していたこともあり、ぜひ新卒研修でデザイン思考を組み込もう!ということになりました。彼の知見を活かし、今年初めて研修プログラムとしてワークショップを設計・実施。

ワークショップのお題は「新しいパートナーのためのイノベーティブな出社体験をデザインせよ」。

絵コンテでソリューションアイデア出し。

デザイン戦略チーム新設。デザイン戦略チームミッション:
「ペパボのデザイン思考を確立し、パートナーのマインドセットのひとつとして定着させ、日々の仕事で実践できるようにする」

今年の6月にペパボでは全社横断的にペパボのデザイン力を底上げすべく「デザイン戦略チーム」が新設されました。上記のミッションのもと、チームの2人の猛者(シニアデザイナー) @satosio @sizucca_ が活動中。各サービスチームを行脚し、デザインスプリントを実施するなど下記のようなことに現在取り組んでいます。

  • デザインスプリント
  • ナレッジのアセット化。

  • サービスの数値の可視化。

サービスのUXレベル可視化。

「もっとおもしろくできる」とデザイン思考

なぜマネージャーを対象にワークショップをしたのか。顧客のニーズに応えられる機能や価値あるプロダクトを提供すべくチームが開発をしていくために、パートナーひとりひとりがイノベーションを生み出すようになるには、まず組織自体がデザイン思考を活用できる環境、イノベーティブな環境となる必要があると思いました。その環境(チーム)づくりのためにも、デザイン思考を用いることができると考えました。そこで今回、マネージャーを対象にワークショップを開催しました。

経営とチームをつなぎ、現場を率いるマネージャー。会社の成長を担う、重要な存在です。マネージャー自身が、楽しくチャレンジングであること。それは、パートナーが行動する背中を押すことにつながるはずだ!きっとそうだ!よしやっちゃおう!てことで企画しました。

「もっとおもしろくできる」デザイン思考ワークショップ

私たちGMOペパボの企業理念「もっとおもしろくできる」。この言葉が定められてから、10年近く経過します。
でも最近、もっとおもしろくできるんじゃないかな〜〜?と思えています。サービスも会社も、あたいらこんなもんじゃないわよね!?と思っています。

改めて考えると、「もっとおもしろくできる」という考え自体が人間中心の視点。つまり、デザイン思考そのもの。実際にペパボでは、オフィスを地球と見立ててフロアのエリアを大陸名で呼んでいます。会議室の名前が、国名だったりもします。とある部署では、他部署間とのコミュニケーションを闊達にすべく突然社内にスナックを開店させたりと、イノベーティブなソリューションが多々あります。

ペパボに染み入るこの思考を用いて、パートナーひとりひとりがクリエイティビティを解き放つ。目の前の仕事、チーム、ルール、オフィス、サービス…。取り巻くものを、もっともっとおもしろくできたら… 最高じゃんけ…。ということでやってきました。

 

参加枠を8名限定とし、2チームに分かれて実施しました。

課題出しではマネージャー同士ならではのお悩みポイントを洗い出しました。

終えてみて

3時間という、ワークショップとしては短い時間。それでも、マネージャーからしてみたら長時間。今回、ソリューション(アイデア)が実際にWS後に行動へ転移されていました。だから、一定の成果はあったのかなと感じました。以下、参加者のアンケート結果の一部です。

▼参加者コメントから一部抜粋。

各パートでのアウトプットの仕方、考え方を理解するのに時間がかかってしまいました。開始前に、全体の流れをもう少し細かく把握できていると。アウトプットの仕方を、理解出来たかもしれません。

個人的には以下の4つが重要なポイントだと感じました。

【1】インサイトの把握。
【2】適切な課題設定。
【3】思考の視点切替え。

【4】発想の発散(クレイジー8)。最後に、くろくんが言っていたように。プロセスにこだわるのではなく、良いところを取り入れていくことが大切だと思いました。チームでは【3】を強化できる施策の打率が上がっていくのではないかと感じました。

ワークショップの機会を設けていただき、ありがとうございました!

事後アンケートから、下記のような意見もありました。そこで、ワークショップをデザイン思考でブラッシュアップしていきます!

感覚的に「体得」するのが重要だろうなーと思いました。だから、デザイン思考WSを定期的に開催するといい。かつ、PDCAを回しやすいお題(参加者に依存しないお題)がいいなと思いました。

課題の細部が伝わりきらず、結構回り道した感じだったのでそこが解消されれば!
・カスタマージャーニーマップ作ったところ。思考とか感情とかって細部が重要なのかそうじゃないのかが分からなかった。
・HMWは、「何をやらされてるのか」が非常に捉えづらかった。だから、何故そのプロセスを経るのがベターなのかという説明があると良かった

レポートといいつつ全然ワークショップの中身について書いていないことにお気づきの方もいるとかいないとか。詳しいことは、きっと講師を担当してくれたくろくんにお任せ。それでは、なんでマネージャーなの?なんでデザイン思考が必要なの?ってところを中心にひとり語りさせてもらいました。

「研修」を現場にどう転移させるかはどんなコンテンツでもあるあるの課題。まだまだ、このワークショップ自体もプロトタイプです。現場で活用してもらったり、実際の課題に対するソリューションを出す支援になるように。デザイン思考で、もっとおもしろくしていきます!