9月29日「Cookpad Tech Kitchen #12 feat.ペパボ@福岡」開催しました

こんにちは、中途採用担当のシェリーです!
9月末から福岡に出張してきまして、それはそれはもうおいしいご飯をたらふく・・・
という話ではありません、私といえばイベント! そう、福岡でもイベント開催してきました~。

今回はどちらも企業とのコラボなのですが、まず9月のイベントレポートからお届けします!

【福岡開催 feat.ペパボ】Cookpad Tech Kitchen #12

クックパッドさんよりお声掛けを頂いて、実現したイベントです!
いろいろご手配頂き、ありがとうございました(とこの場でお礼)

イベント内容についてはconnpassページをご覧ください → こちら

9月29日(金)
クックパッドさんが福岡に来られるのは初(?)だからか、参加率も高く、多くの方にお越しいただきました。
質問も多く出ましたし、アンケートの満足度も90%を超える、質の高いイベントになりました!

せっかく初めての福岡のイベント、そしてご一緒させていただくこともあったので、おもてなしが少しでもできれば、というので、受付をしながらせっせと作業をしている若者もいました。
こちらの写真は後ほど・・・。

では、当日のレポートです!

 

1人目 ペパボ : うづら(@udzura

テーマ:「コンテナたちを計測すること – マネージドクラウドの今まさに開発中の裏側」

監視・運用については試行錯誤されているけれど、今日は検証の過程についての話。
監視をするにはまず計測をしなくてはならないけれど、いくつか問題があります。
一つは「コンテナ数」の問題。
コンテナがとても多いことと、一つのドメインにひもづくコンテナの数も変わるので、集める問題とわかりやすく見せる問題があります。
もう一つは「コンポーネント数」の問題。
今ロリポップ!で行なっているマネージメントクラウドはコンポーネントが多く、マイクロサービス的に組み合わさっています。
また、エラートラッキングにも問題があります。
こういった問題と戦っていくわけですが、まずはどんな値が取れるかを確認し、その後データを溜め込んでいきます。
具体的な施策については、資料をご確認ください。
今後は溜め込んだデータをどう生かしていくかも考えていきながら、やっていくぞ!という気持ちで終わりました。

 

2人目 ペパボ : なかむー(@litencatt

なかむーはもともとSIerで、ペパボカレッジ1期生として入社。
ペパボカレッジはWeb業界で働きたい人向けの研修付き採用プロジェクト、カレッジで1ヶ月研修を受けて、
ムームードメインに配属されました。

テーマ:「ムームードメイン ショッピングカート機能を支える技術」

今回はそのムームードメインの新しいカートの話。
Ruby on Railsで開発、そしてVue.jsの導入、スタイルガイドと、新しい取り組みを行なっていきました。
開発のほとんどがPHPで構成されていますが、今回のカートはRailsで行なっていくというのは、今後の開発もRailsでやっていく!という強い意志を表しています。
また、ペパボ内にはRailsに強いエンジニアが多いことも理由です。
そして最近フロントエンド界隈では注目されているVue.jsもペパボ内での導入が多かったので、「速」で対応することになりました。
最後にスタイルガイドを利用した開発。
これはドメインの取得完了までをもっとシンプルにわかりやすくすることや、今後に向けたデザインの再構築を行なっていく取り組みで、デザイナーを中心に動いていきます。
今後も様々な技術を取り入れて、ムームードメインを盛り上げていきたいという意気込みです!

 

3人目 クックパッド : 杉本さん(@uiureo

RubyからAndroidまで幅広く機械学習以外の分野での開発を行っており、機械学習をサービスで活用するためにどうするか
また、サービス開発を支える技術基盤の紹介についてお話。

テーマ:「機械学習でサービスの常識を破壊する」

クックパッドの料理きろくというサービスでは、機械学習を積極的に活用しています。
撮影した写真が本当に食べ物か、閲覧したレシピを実際に調理したかを推測するようなものを行なっています。
面白かったのが、魅力度の推定もできる(点数化する)機能もあり、これもプロダクトに活用されています。
綺麗な写真、美味しそうな写真が撮れれば、それを載せませんか?とアプローチするような機能として使っています。
撮影した写真のメニュー分類も50カテゴリがあるといいます。
かなり機械学習、そして技術基盤の活用を行なっており、今後もますますサービスの利用法が変わってきそうです!

 

4人目 クックパッド : 勝間さん(@ryo_katsuma

テーマ:「巨大アプリにおける新規開発とチームビルディング」

歴史の多いクックパッドで課題があったけれど、チームを立ち直らせた話について。
レシピの投稿サービスのはずなのに、レシピを探す方が中心になってしまっているので、みんながどんどん投稿していき、そこからレシピが作れないか、という課題がありました。
今回の開発で参考にしたのはSpotify。
4つのフェーズに分けて仮設検証し、開発体制を随時変えていくことで効率も雰囲気もよくなっていきました。
ひとつ図示されていると、明確になるのでとても分かりやすく、進めやすくなりました。
リリース後、大振り返り大会を行い、その後体制変更もしました。
仮説していたものが形になり、今後は継続的にどんどん改善していく姿勢が整い、自分たちで意思決定して進められる体制になりました。
検証するものを絞り、小さく進め、立ち位置と方向性の意識合わせをしていくことが新規開発のポイントになります。
状況を落ち着いて判断していくことも求められます。

QAセッション

ドリンクと食べ物を自由にとっていただき、乾杯をしたのち、QAセッションが始まりました。
質問が書かれた付箋をホワイトボードに貼ってもらい、登壇者1人1つずつ順番に質問に答えていくスタイルで進んでいきました。1つ1つの質問に真摯に答えている登壇者の方々がすごく印象的でした。

懇親会

クックパッドさんがお越しになられるということで、気合いを入れて旗を作ってみたり、「minne」で買ったスモークチーズをお届けしました。
(残念ながら今は販売されていないのですが・・・)
女性も何名かいたので、楽しんでいただけたのではないでしょうか!

 

今回クックパッドさんとは私は初めてイベントをご一緒させていただいたのですが、お声掛け頂いてからイベント当日までの手配や決定スピードなどにただただ感心しておりました!
福岡にお越しくださりありがとうございました、また是非ご一緒できると嬉しいです。