リモートワークで中途入社ってどんな感じ?~法務のなっかーさんに聞いた入社から現在までの4ヶ月間~
※現在、GMOペパボを含むGMOインターネットグループでは、新型コロナウイルス感染防止のため、在宅勤務を行っています。今回のインタビューも在宅勤務中に行ったため、自宅で撮影した写真となっております。
GMOペパボを含むGMOインターネットグループは、新型コロナウイルスの感染拡大予防策として、2020年1月27日より全社員がリモートワークとなりました。
リモートワーク期間中もペパボには多くの仲間が入社しています。リモートワーク中どのように入社日を迎えたのでしょう。今回は、リモートワーク開始直後の2020年2月に中途入社した法務のなっかーさんに、入社日当日の様子や感想、どのようにチームメンバーとコミュニケーションをとっていったのかを伺いました。

中島 和也(なかしま かずや)
Facebook:中島和也
あだな:なっかー
経営管理部 法務グループ 登山が趣味ですが、コロナの影響でなかなか外出できないので最近はお菓子作りとテレビゲームやってます。
転職初日は賑やかなオフィスを想像していた
ー入社日はいつでしたか?
中島:2020年2月10日です。
ー リモートワーク体制が開始した直後だったのですね。転職は初めてのご経験ですか?
中島:そうなんです。初めての転職なので、リモートワーク期間中とそうでない時の転職状況の比較は出来ませんが、想像していた入社初日でなかったことは確かです。笑
ー そうですよね。笑 ちなみにどういった入社日を想像していましたか?
中島:前職は10数名規模の事務所に勤務していました。初めての企業への入社ということもあって、広いオフィスに人が溢れていて、凄くガヤガヤしている中を緊張しながら挨拶まわりするんだろうなー・・・と漠然と想像していました。笑
ー リモートワーク体制中の入社になることは事前に連絡がありましたか??
中島:はい。人事から連絡がありました。GMOインターネットグループがリモートワークを開始したことはニュースでも知っていたので事前に把握はしていました。
ー 聞いた時、どう思いましたか?
中島:最初に思ったのは「いきなり全社でリモートワーク体制に移行できるのは会社として凄いな!」でした。
ー リモートワーク期間中の入社と聞いて何がいちばん不安でしたか?
中島:実は2月1日が入社予定日だったのですが、リモートワーク体制になってすぐだったため入社日を10日に変更させてほしいと人事から相談があったんです。本当に入社出来るのか!?というのが一番の不安でした。笑
それに、リモートワークの経験がなかったので、どうやってコミュニケーションをとるんだろうという漠然とした不安はありました。
ー 入社日はどんな1日でしたか?
中島:幸い私の入社日は、オフィスに出社することができました。配属先の法務のメンバーもその日は出社していたので、顔を合わせることが出来ました。ただ、オフィスには全然人がいなかったし、出社しているパートナーは全員マスクを着用していたので、改めて非常事態なのだなと自覚しました。各部署への挨拶回りも、いかんせん人がいないので寂しい感じで終わりました。笑
いちばん困ったのはコミュニケーション
ー 入社して一週間はどのように過ごしましたか?
中島:入社初日と翌日はオフィスに出社できたのですが、3日目からは私もリモートワークに移行する予定でしたので、1日目と2日目でPCや、Slackなど各種ツールの設定をなんとか終わらせて、リモートワークに備えました。3日目からはリモートワークを開始し、法務の業務を本格的に始めたのですが、そもそも前職と比べてペパボは業務に使用するツールが多く、慣れないツールに困惑したことに加え、はじめてのリモートワークで最初の一週間はなにがなんだかわからん、という感じでしたね。
ー ペパボはエンジニアやデザイナだけでなく、バックオフィス含め、全パートナがSlackやGitHubをつかうので、初めてだと慣れないですよね。ツールの使用や、リモートワーク体制はどのくらいから慣れてきました?
中島:だいたい1ヵ月くらいだと思います。リモートワークをするための自宅の環境もある程度整備できましたし、Google MeetやZoomを使ったビデオ会議もはじめはすごく違和感がありましたが段々慣れていきました。むしろ、入社してからほとんどリモートワークなので、今では、ペパボで働くってこんな感じか、とベースがリモートワークの頭になってます。笑

ー そうですよね。笑 業務はどうやって慣れていったのですか?
中島:私が担当している仕事は事業部からの法律相談や契約書の確認がメインです。事業部との打ち合わせはGoogle Meetで十分できますし、書面のやり取りもツールを使用すればできるのでリモートワークでも業務に不都合はありません。
法律相談や契約書の確認は前職でもやっていたので、SlackやGitHubなどのツールやGoogle Meetでの打ち合わせに慣れていくにつれて、自然と業務も違和感なく回せるようになってきました。
ー リモートワークで困ったことは何ですか?
中島:いちばん困ったことはコミュニケーションですね。それでなくても入社したては、全員が初対面でパートナーとのコミュニケーションに気を張るのに、それに加え、オンラインだと更に気を張っていました。
あと、オフィスにいれば何気なくする雑談も在宅だと気軽に出来ないので、プライベートでも人と会えない時期とも重なって結構寂しかったです。
ー 逆に良かったことはありますか?
中島:リモートワークで良かったことはたくさんあります。
朝が弱いので、通勤時間がない分長く寝れますし、通勤疲れもないです。以前は大阪に住んでいて、職場が近かったので徒歩で通勤していました。東京での通勤は初めてで、ラッシュを覚悟していたのですがまだ経験できていません。
あと、気兼ねなく音楽を流しながらリラックスして仕事ができてます。
それに、全社的に非常事態下でどのようにリモートワーク体制に対応していくか、どう快適にしていくかと、盛り上がりがあったので、入社してすぐそういうペパボとしての一致団結感を味わえたのはよかったですね。
不安感というのは慣れるにつれていつしかなくなる
ー 入社前に不安に感じていたことは入社後、解決しましたか??
中島:私の所属する法務グループは、コミュニケーションについて色々工夫をしています。業務中に他のメンバーの会話が聞こえるように常時Google Meetを繋いでおいたり、オンラインランチも開催しています。
コミュニケーションがとりづらい、寂しいという状況はかなり改善されました。
それに、社内的にもこのリモートワーク体制の状況を前向きに考えようという意識がとても伝わってきましたので、途中からは自分としても会社に行きたいのに行けないというネガティブな考えよりも、どうやってリモートワークを快適に過ごそうか、というポジティブな意識に変わっていき、不安感というのは慣れるにつれていつしかなくなりました。

リモートワークは、3割増しで仲間に甘えるといい
ー リモートワークをするにあたって気を付けている点や、意識していることはありますか?
中島:Google Meetなどのビデオ会議ツールを使用するときは対面で話すときよりも相手の雰囲気や状況が読みづらいと思うので、暗くてとっつきにくい人だと思われないように、対面で話す時よりも大きく笑ったり、明るい口調で話すなどを意識しています。
あとは、雑談というのがなかなかしづらいので同じ部署内のメンバーとは意識的に雑談をするようにはしています。
ー 入社してもうすぐ4か月になりますが、リモートワークはいかがですか??
中島:入社当初の寂しさは通り越してかなり慣れてきましたね。もう、こういうもんなんだな、という感じです。コロナウィルス感染症が収束した後もずっとリモートワークという前提で、いつか庭とかベランダで仕事がしたいなとか思ったり、色々今後の妄想を膨らませています。笑
ー 今悩んでいることはありますか?
中島:もっと他の部署の人とも雑談レベルでたくさんコミュニケーションをとりたいのですが、なかなか業務以外で話す機会がないのが少し寂しいです。オンライン飲み会もそれはそれで楽しいのですが、やっぱりみんなで対面して集まって飲みに行きたいですね!
ー そうですよね。出社日が楽しみですね!
中島:ほんとに楽しみです。はやくパートナーの皆さんと直接会いたいです。笑
ー 最後に、リモートワーク中に入社される方にアドバイスをおねがいします。
中島:入社という、ただでさえはじめての環境に飛び込むという状況の中で、更にリモートワークを初めて経験される方もいると思います。はじめは環境が変わる不安やコミュニケーションのとり方などにストレスを感じてしまうかと思いますが、いずれは慣れていきますし、どうやって快適にリモートワークを行うかという思考にシフトチェンジしていくと思います。
それまでは、同じ部署の人に3割増くらいで甘えていいと思います!不安に思っていることや分からないことはどんどん共有していった方が周りも安心すると思います。ペパボのパートナーは暖かく対応してくれると思います。