現在ペパボでは、新卒・中途共にすべての面接をオンラインで実施しています。
今日はリモート面接について探るべく、5月にSUZURI事業部に入社されたさどまちさんと、面接を担当されているすっしーさん、トビーさんにお話を聞いてみました。
自己紹介
佐戸 真知子(さど まちこ)
あだな:さどまち
Twitter:@mck0129
SUZURI事業部 リレーションチーム。minneで手作りのぬいぐるみを売りはじめました
石飛 修(いしとび しゅう)
あだな:トビー
Twitter:@jumping_tobee
SUZURI事業部 リレーションチーム サブマネージャー。新しい生活様式としてさらさらキューティクルヘアーからパンチパーマに。リモートでツッパリ中。
鈴木 翔太(すずき しょうた)
あだな:すっしー
Twitter:@sushi_shari
SUZURI事業部 リレーションチーム マネージャー。在宅勤務を機にアゴヒゲを伸ばしていたが、パンチパーマのインパクトに負けるため、マスクで隠して生活中。着用Tシャツはこちら。
ペパボについてとことん調べて、自分のこともアウトプットした
ー今、どんな仕事を担当を担当されているんですか?
さどまち:SUZURI事業部リレーションチームでPR担当をしています。具体的には、ソーシャルの運用方針を決めたり、有名人の方とのコラボ企画などの施策を進めています。
ーペパボを知ったきっかけはなんだったんですか?
さどまち:ある日、SUZURI事業部の部長である安宅さんのお子さんの写真がTwitterで拡散されているのを見かけました。
「かわいいな」と思って安宅さんのツイートを見ている中で、SUZURIでお子さんのグッズをたくさん作っていることを知り、SUZURIとペパボを知りました。
そのあとDesign Scrambleというイベントに行った際、安宅さんにお会いできてSUZURIのステッカーをいただきました。その日もお子さんのTシャツを来ていたので、すぐにわかりました。笑
ー今回の面接で何か準備されたことはありますか?
さどまち:ペパボのブログや、さまざまな媒体で「SUZURI」というキーワードで検索かけて、ペパボで働く人のアウトプットをとにかくたくさん読みました。ほかには、YouTubeにあがってる新卒説明会の動画を全部みたりしました。
また面接前にもカジュアル面談でペパボの様子や仕事内容についてお話を聞きました。
トビー:みなさんペパボについて調べて面接に来てくださるのですが、さどまちさんは群を抜いていて、本当にガッツリ調べてくれているんだなという印象を受けました。
あとSUZURIだけでなく、ほかのサービスやペパボ全体についてもよく調べてくれていました。
すっしー:よく調べて来ていただいているからこそ、さどまちさんからの質問は僕ら面接担当者も考えさせられる質問が多くて、面接や面談をしていて楽しかったです。「この質問はよく聞かれるやつだ」みたいな質問がほとんどなかったですね。
さどまち:あとSNSアカウントについて聞かれたので、「SNSでのアウトプットも見てくれるのかな」と思って、最終面接前に自分の働く軸についての note を更新しました。
そうしたら最終面接の際に、面接官の方から「noteみました」って言ってもらえてすごく嬉しかったです。
トビー:たしかに、SNSでの様子はよく見ていますね。やっぱりSNSアカウントでの発信を見ると、その人の人となりがよくわかる部分があるし、ペパボではSNSでもほとんどのパートナーと繋がっているので、ぜひ選考に参加する際は、SNSのアカウントを書いていただきたいですね。
リモート面接になってから、お互いに「会話」に集中できるようになった
ーリモート面接でよかったということはありますか。
さどまち:私が面接を受けていたのは3月でコロナ禍ということもあり、できるだけ外出はひかえたかったので、面接会場にいかなくていいのはすごくありがたかったです。
また面接後、全社的に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、1月からリモートワークをしていることを知り、パートナーが安心して働ける環境を作ってくれる会社なんだなと思いました。
ーリモートでの面接、なにか対策はされていましたか。
さどまち:企業理念やサービスの内容を付箋に書いて、PCに貼っていました。
ただ、あんまり目が泳がないように、なるべくPCカメラの近くに貼りましたね。
あとは質問したいことを、WordにまとめてそれをPCに表示させていたりしました。
すっしー:なるほど、それは気づけなかったです!賛否分かれるかもしれないですが、やれることはなんでもやっておくというのは、僕は好きです、ビジネスも面接も結果が大事ですしね。
実際、面接中は付箋みれましたか?
さどまち:いや、実際はあんまり見れなかったです。笑
会話が中心の面接だったので、付箋をそのまま読み上げるという機会はありませんでした。
けど、付箋を貼っていたことで安心して面接に臨むことができました。お守りみたいな感じですね。
ー面接担当者はリモート面接になって、何か意識していることはありますか。
トビー:会話が中心の面接を意識して行うようにしてます。
まさに今さどまちさんが言ったことなのですが、なにかを見ながら回答ができると思っているので、定型文のような回答でないかや、目線をよく見るようになりました。
面接中に素を出していただいたほうが、入社後もお互いにとってミスマッチが少なくなると思うので、普段通りの様子が見れるような質問をするように心がけています。
ーほかにはなにかありますか。
トビー:ご自宅から繋いでいるからなのか、がちがちに緊張される方は少なくなったように感じます。
さどまち:たしかに、リモートだと自宅から面接に参加できるので、安心感がありました。
あと対面の面接では手足の動きなども細かく見られているのではないかと思っていましたが、リモートでは上半身しか映らないという安心感から、より会話に集中して面接に臨めました。
ー逆にデメリットはありますか。
さどまち:会話の相槌は難しかったですね。タイムラグなどもあったりすると思うので、その影響で「この人と会話しづらい」と思われたらどうしようと思っていました。
ー面接担当者は、そういった“間”は気になりますか。
トビー:あんまり気になったことはないですね。それより質問の意図を正しく捉えて、コミュニケーションが取れる方かどうか、というところをみています。
応募者の方もそうですが、面接担当者も会話に集中できるようになったので「ちゃんと答えらているか」を以前よりよくみるようになりました。
ーリモート面接を受ける上で気を付けてほしいことはありますか。
トビー:私たちも気を付けているのですが、PC負荷が高まって落ちたり映像が乱れないよう、不要なタブを閉じたりといった工夫等があるとありがたいですね。あとタイピング音やノイズが入ることがあるので、マイク付きのイヤホンを使ってくれると助かります。
そういった工夫で、オンラインでのコミュニケーションリテラシーが垣間見えることもあると思います。
すっしー:リモート面接が当たり前になればなるほど、そういう新しい常識みたいなのは増えていくのかもしれないですね。
リモートでのオンボーディング、意識していることはコミュニケーション量と反応の早さ
ー実際にオンライン入社をしてみてどうですか?
さどまち:最初は「なにをすればいいんだろう」と思っていた部分もありましたが、毎日ミーティングや、私向けに作ってくれた資料を見る中、なにをすればいいのかを掴んでいきました。
すっしー:入社後困らないように、ある程度やっていただきたいことは文章でまとめておきましたね。リモート勤務以前は、口頭で説明するので詳細なものは用意していなかったのですが、リモート勤務になってからは資料化することを意識しています。
さどまち:あとは周りの目を気にしすぎなくなって、業務に集中できるようになったこともメリットかもしれないです。
ー受け入れ側はなにか気を付けていることはありますか。
トビー:1番はコミュニケーションの量ですね。毎日GoogleMeetで話すようにしています。
あとはチャット文化に慣れている方と慣れていない方がいると思うので、チャットでの発言に対してなるべく早く反応をして、「ちゃんと見ていますよ」というのが伝わるように心がけています。
さどまち:確かに、リアクションがつくだけでもすごく安心しますね。
あとあまり話したことのない方にメンションを飛ばすのも、最初はすごく緊張したので、すぐに反応があると嬉しいです。
ー最後に今後面接を受ける方へアドバイスはありますか。
トビー:これからリモートワークが当たり前になりますが、ペパボもその働き方を前提としているので、リモートリテラシーの高さをアピールすると良いと思います。
すっしー:あと「こんなもの作りました!」とか、そういうモノもみせやすくなったと思うので、現物を用意してアピールしてくれるのも嬉しいです。
リモートになって自分をアピールできる幅も変わってきたと思うので、自宅であることを活かせるといいと思います!