ロリポップ!マネージドクラウドのPMが、今すぐ取り入れられるリモートワークでのタスク管理・情報共有について紹介します!

みなさんにとって”マネージャー”とはどんな存在ですか? 業務や面談を通じて話はするけど、マネージャーが今考えていることを知っている人は少ないかもしれません。そこで、本コラムでは、ペパボのマネージャーが書き手となり、個性溢れるマネージャーの”今”を発信します。

自己紹介

尾川 いづみ(おがわ いづみ)
Facebook:@Izumi Ogawa
あだな:いづみん
ホスティング事業部 ロリポップ!マネージドクラウドチーム PM兼サブマネージャー。 2019年中途入社。音楽とお酒と旨い飯があれば元気でいられるので、福岡大好きです!

はじめに

はじめまして!マネージャーコラム第7回を担当させていただきます。ホスティング事業部でロリポップ!マネージドクラウドのいづみんです。 まだまだサブマネージャーとしても未熟者なのでコラムで何をお伝えできるだろうか…と頭を抱えていたのですが、マネージャーよりも現場に近い立場だからこそという視点で、日々のチーム運営で取り組んでいることや大切にしていることにフォーカスして書こうかなと思います。 お茶やお酒を片手にのんびりご覧いただけると嬉しいです。

在宅勤務におけるチーム内の取り組み

在宅勤務だからやり方を変えたものもあれば、そうでないものもあります。 その点に触れながらチーム内のタスク管理の取り組みについていくつかご紹介します。

1.タスク管理

私たちのチームはサービスの運用業務や機能追加、障害対応など、様々なタスクを分担し各自マルチタスクで動いているため、各タスク状況の把握しづらさがありました。そこでタスク粒度を細分化し週のサイクルで回すようにし、タスク管理はカンバンボード形式で可視化するようにしています。

週毎のタスクはメンバー各自が決めて見積もりを立てるのですが、担当レイヤーの同じ人同士で相談し決定することで、見積もりが甘すぎる・厳しすぎるということを防ぐようにしています。

この方法をチームで取り入れた当初は、見積もり精度が定まっておらず重み付けにバラツキがありましたが、今では実績と変わらない精度に近付いてきているかなと感じています。 管理ツールはNotionを利用しカンバンボードを作っており、各チームパートナーの進捗状況が常に確認できます。

在宅勤務前からこの方法を採用していた為、在宅勤務体制に移行した後も何事もなく運用できています。

Notionを利用したカンバンボード

一方で、在宅勤務に移行して出てきた課題もありました。在宅勤務前では近くに皆が座っているため、すぐに声をかけてタスク状況を確認したり、各メンバーから些細な事も気軽に共有されていましたが、在宅勤務後は相手の顔や状況が見えないことでお互い気を遣い「気軽に声をかける」というアクションが取りづらく、情報共有のスピードが落ちた感覚がありました。そこで、気軽に声をかけて良い!ということを明示的にチーム内に伝えました。徐々にどころかすぐに皆も慣れ、今ではチーム内でSlackとCallとMeetを状況に応じてうまく使いわけ、社内勤務時と変わらないスピードで情報共有できていると感じます。

気軽にCallをして情報共有している例

あとは雑談部屋を作っていることも慣れの大きな要因ですが、ここは後ほど話します。

2.振り返り(KPT)

チームでは、週毎に振り返り(KPT)を実施しています。 社内勤務時はホワイトボードを利用していましたが、在宅勤務ではリモートでもホワイトボード感覚でラフな操作感で利用できるjamboardを利用しています。 振り返りはMeetで実施し、チーム全員で記入したjamboardを見ながら各自のKPT内容を話します。

お互いの仕事状況が細かくは見えづらくなった環境だからこそ、この振り返りの場で上手くいったことや悩みや相談を共有することで、お互いの状況を把握し問題の解決に繋がると思っています。

3.情報共有(コミュニケーション)

ペパボでは、わたしたちが大切にしている3つのことの1つに「みんなと仲良くすること」があるように、社員が仲良くフラットにコミュニケーションがとりやすい雰囲気があります。 その中でも特に私たちのチームは、社内勤務時から元々雑談多めのチームでした(笑) 雑談の時間は、時には仕事の相談をしたり、それぞれの仕事に対する意見交換をしたりと重要な場になっていたのですが、在宅勤務後はそのような話をする機会が減り、どうにかできないかと考えていました。そんな時チーム内の発案で「雑談部屋」が誕生しました。Slack内に出入り自由でオープンなCallを立てるという取り組みです。 特にルールは設けず雑談したい人が気軽に部屋を立て、入りたい人が気軽に入り会話しています。 今ではチーム内外問わずいろんな人が休憩も兼ねて参加し、雑談や相談の場として利用しています。

またチーム内では定例会を週次で開催し、KPI等の数値状況の報告やお互いのナレッジを共有するなどし認識合わせを行ったりと、リモートでも毎週顔を合わせ話す場を作っています。

最後に

在宅勤務においては今まで以上に情報の可視化や共有が重要になってくると思うので、この状況を活かし皆が仕事しやすい環境を作れたらいいなと思っています。 また、その上でご利用いただいているお客様にとって価値あるサービスを提供していきたいです。

ということで、是非ペパボにご興味を持たれましたら、気軽にご連絡ください!!
マネージドクラウドの近況はこちらから見れますので、ご覧いただけると嬉しいです。