8月9日「ペパボテックカンファレンス~プロダクトマネージャー編~」開催しました

Hola(こんにちは)!
カラーミーショップのプロダクトマネージャーをしている、はなちょろです。

ところで‥ みなさん、「プロダクトマネージャー(PdM)」ってご存知ですか?

聞き覚えのない方もいると思うので、かんたんに説明すると・・・

プロダクトマネージャー : そのプロダクトに関わることならなんでもやる人

お客様のためになるものは何か、どういうプロダクトが必要で、どのように構築していくか
アサインするパートナー、人数、期間はどのくらいで行うか
予算は? 数値周りは? 運用方法は?
そのプロダクトに関わるものは、とにかく何でも行います。

– 参考: ペパボのプロダクトマネージャーって?

つまるところ、「プロダクトのためなら、なんでもやるぞ!」という気概をもった役割を担うのがプロダクトマネージャーなんです!

そんなプロダクト愛に満ちたプロダクトマネージャー向けのイベントを開催しましたので、
当日の模様をお届けします♪

ペパボテックカンファレンス~プロダクトマネージャー編~

19:30 開会!

イベント当日、外の気温は32度の猛暑な中、
緊張の面持ちの安宅部長の乾杯でイベントがスタートしました!

サービスにおける2つの成長〜「モメンタム」と「バーン」〜

トップバッターの登壇者は、 松下 博茂(@jitsuzon) !

HP作成サービス「グーペ」プロダクトマネージャーを務る松下(あだ名:じつぞん)。

実はプロダクトマネージャー歴は1年。前職では営業をしていましたが、今ではプロダクトマネージャーとして社内で大活躍。
営業出身だからこその強みとして、ビジネスのことやユーザーファーストの視点を持っています。

モメンタムはバーンで、バーンはなんかすごいぞ‥!? という謎めいたワードではじまりましたが、
今回は「成長とは何なのか」について発表を行いました。

モメンタムは、英語で勢いを意味するもので、その「勢い」があることで
チームのメンタルが上がり、気持ちが上がる。結果が良いと、どんどん任せられるというよい循環が生まれる。

その「勢い」をキープするには、勝利を判定できる必要があると考えていて、
グーペの場合、サービスのKPIの申込数で判定してるとのこと。
申込数はわかりやすい数値なので、すぐに結果がみえるそうです。
さらに、大事なのはチーム全員と顧客の生の声を共有できているという状況。
自分たちが向き合っているのは誰なのかを知ることが鍵になってるそうです。

では、バーンとは何なのかというと、会社のCTO(@kentaro)が言い始めたことになりますが、
バーンは大きく優勝すること。モメンタムは小さくコツコツ勢いをつけるとのこと。

大きい中長期的な変化を巻き起こすため、優勝するために、コツコツ成長を続ける。
その大きな変化を巻き起こすために、説得材料としてモメンタムを提示する。

この人達(チーム)ならできる、このプロダクトマネージャーなら大丈夫、だと思ってもらえるよう
アウトプットをしたので、グーペも大きな成長をつかめたそうです。

「サービスを成長させたいなら、モメンタムを出してのバーンで優勝しましょう!」といった、最初から最後まで謎のフレーズで締めくくられました!

↓モメンタムの積み重ねからのバーンな発表資料はこちらです

デザイナー出身の私がプロダクトマネージャーになって良かったこと

お次は、山林 茜(@getsukikyu)。

デザイナーとして活躍する反面、サブマネージャーさらにはプロダクトマネージャーを務め
二足のわらじならぬ、三足のわらじをこなす山林(あだ名:りんちゃん)。

デザイナーとして企画やプロジェクトやチームに関わる中で、
もっと広い範囲でチームをもって、ディレクションしたいという想いをマネージャーに伝えたそう。
その後、「新かごプロジェクト」が発足となり、無事プロダクトマネージャーへ、今年で3年目になります。

デザイナ出身だからこその強みは何かを考えたときに、
画面やイメージをすぐに思い描き、チームのみんなに「こういうのですよね!」と
すぐに可視化したもの見せて、チームのコミュニケーションを円滑にすることができているそうです。

また、デザインは、ユーザーの行動や体験を意識して設計するものなので
プロダクトを作るフローにも活かして仕様決めもそういった具合に進めています。
自分がごりごりユーザーファーストを意識するので、チーム全体でその意識が共通してるとのこと。

このように強みを活かした働き方がプロダクトマネージャーはできます。

「自分の強みを絶対に活かすこともできますし、
ユーザーを近くに感じられるやりがいがあり、チームで作ることが楽しくてたまらない仕事です!」

と、プロダクトマネージャーへの興味がさらに増すコメントで締めくくられました。

↓そんなチーム愛たっぷりのりんちゃんの発表資料はこちらです

安宅部長によるトークセッション!

登壇は以上となり、登壇者とminneのマネージャーとしや(@hogemoge)を混じえ、
わいわい楽しいトークセッションへ!

としや(以下、と)
じつぞん(以下、じ)
りんちゃん(以下、山)

– チームビルディングでやっていることは?

と:minneは全体で70人の事業部。
ぼくはプロダクトチームのマネージャーをしています。
チームビルディングでやっていることは、1on1を重視していてそこでの頻度を意識している。
今大体20数人やっていて、2週間1回はやっていて、新しく入った方とかは週1くらいですね。
ここ2ヶ月くらいで100回くらいやってますね。個別で喋る機会を増やして、チームでどうなのか1人1人と向き合い
それぞれの抱える悩みなど解消しています。

山:チーム人数は6人なんですが、四半期ごとに1回ずつドラッカー風エクササイズというのをやっている。
チームにメンバーそれぞれに期待していることを付箋に書き出して
チームにどう貢献できるのかをそれぞれ発表していくというのをやっている。
自分がなにを期待されているかなどのズレをなくせるので、プロダクト開発をずれなく進められる。

じ:チームは15人くらい。チームの良さを定量的に測るアンケートを半期に1回やってます。
心理的安全性や信頼性があるか、学習できてるかなどをいくつか質問項目にわけて取っている。
googleのreworkというのをベースに作っている。
結果次第で、チームが仲良くなれる何かしようかな、などしている。
詳しくは「チームの良さを確認するためにやったこと」をご覧ください!

〜〜 1問目に盛り上がりすぎたため、2問目以降は駆け足で進行!!! 〜〜

– プロダクトマネージャーがもつ責任の範囲は?

じ:「自称」なので明確に定義されてるわけじゃない。
評価される項目でいうと、自分は売上げと利益はもっていないが、それに紐づく会員数とかはある。

山:KPI的には流通やチームの勤怠や目標管理など評価もしている。
ただ売上げなどの予算はもっていないです。

– どういう人がプロダクトマネージャーに向いてる?

と:全体を俯瞰するのが苦手じゃないひと。
特定分野にのめり込むというより、俯瞰して見れることが大事かなと思っています。

– 参考にしている人や本は?

全員:inspired!
ペパボのプロダクトマネージャーは絶対みんな読んでる本。

と:人で言うと‥ビズリーチの丹野さん!
なるほど〜と思うことが多いので発言はすべてブックマークしています

▼証拠

– ビジョンやミッションどう伝えてる??

と:四半期ごとに全体のMTGがあるので、そこで伝えている。
あとは1on1のときなど。

山:うちはチームみんなで作っています。
インセプションデッキ作ったり、新かごチームで作っています。

わいわい懇親会を経て、イベント終了!

プロダクトについての愛を語り始めると止まらなくなり、笑いが耐えない会場でしたが
時間になってしまったの惜しまれながらも、今回のイベントはおわりに‥。

時間を忘れてしまうくらいプロダクトについて語りたい、
そんなプロダクト愛の強いみなさま、ペパボでは現在プロダクトマネージャーを絶賛募集中です!

【EC事業部】プロダクトマネージャー

応募はちょっと勇気いるなと思われるかたは、パートナーのtwitterアカウントで気軽に絡んでいただいてもかまいません。ちょっとオフィスに見学したい!という要望にも、もちろんお答えします♪

現場からは以上でした!

\ ぜひ、安宅部長にTwitter上で気軽にご質問ください! /