こんにちは!数字の面からペパボの今とこれからについて知っていただきたく、HRブログで決算のまとめなどを配信しています。
連載2回目の今回は、2022年12月期第1四半期決算や今後の注目ポイントについてお届けします。
前回(2021年12月期通期決算レビュー)はこちらから。
書いた人
あだ名:まどか
Twitter:@Madoka_Chan88
経営戦略部 経営企画チーム
最近買ったマンガは『天国大魔境』と『おとなりに銀河』。カレーととんかつ、宅配ピザが好きです。
【1】2022年12月期第1四半期 決算サマリー
ホスティング事業が堅調、金融支援事業の請求書買取額が大幅に増加しました。
第1四半期については、ホスティング事業と金融支援事業が順調なスタートをきることができ、前年同期比で増収となりました。
一方で、プロモーション費用の増加やEC支援事業のインフラ体制を強化したことから営業利益は前年同期比で減益となりました。
※「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、2021年12月期に係る各数値については、当該会計基準等を遡って適用した後の未監査の数値です。
※決算の詳細は「決算説明会資料」「決算書き起こし」「決算説明会動画」をご確認ください。
【2】2Q以降の注目ポイント!
金融支援事業「FREENANCE」の3者間ファクタリングが急成長中!請求書買取額は過去最高の12億円を更新しました。
3者間ファクタリングの請求書買取額は前年同期比で406.8%と大幅に増加し、主に配送業や運送業に従事するユーザーさんのご利用が拡大しています。
今後は、運送業界だけでなく別の業界への横展開もすすめ、API連携を行う企業を増やすことで収益拡大につなげていきます。
参考:2者間ファクタリングと3者間ファクタリングはどう違う?
2者間ファクタリング
→ユーザーさんと「FREENANCE」(ファクタリング会社)間の取引契約です。
関与する当事者が少ないので、一般的に審査や入金までの時間が比較的短いうえ、取引先(請求書発行元)にサービスの利用が知られないのがメリットです。
直近では、会員登録不要かつ請求書の買取審査が最短30分とスピーディーに利用できる「GMOフリーランスファクタリング」の取り扱いもスタートしました。
3者間ファクタリング
→ユーザーさんと「FREENANCE」(ファクタリング会社)と取引先(請求書発行元)間の取引契約です。
関与する当事者が多いので入金は多少遅くなりますが手数料が割安になります。
「FREENANCE」にとっても、貸倒れのリスクが少ない契約でもあります。
「SUZURI」夏のTシャツセールに合わせ、テレビCMなどのプロモーションを予定しています!
1Qに想定を下回ったサイト来訪者数を増やすため、セールに合わせてテレビCMなどのプロモーション施策を予定しています。開催日など詳細は「SUZURI」のTwitterなどで発表しますのでぜひチェックしてください。
「SUZURI」は毎年2Qに流通額が大きく伸びる傾向にありますので、今後の流通額拡大にご期待ください。
参考:輝く!SUZURI賞 設立
SUZURIで活躍したクリエイターを表彰するため、SUZURI賞を新設しました。SUZURIならではの多種多様なクリエイターさんが各賞を受賞しました!
第1回結果発表はこちらです。 輝く!【第1回SUZURI賞】決定
2022年4月から6月に活躍したクリエイターを表彰する第2回SUZURI賞の結果は7月に発表予定です。
「ペパボ3推進室」を新設し、Web3への取り組みを始めました!
- 「ペパボ3推進室」の新設
- 「SUZURI」でNFT作品のオリジナルグッズを作成・販売が可能に
2022年3月7日(月)に部門横断的組織「ペパボ3推進室」を新設しました。
NFTの活用によるクリエイター支援、Web3に関する知見獲得と社内啓蒙、Web3関連企業への投資および提携、Web3に関連する法的課題、ルールの検討などを進めています。
また、NFT(※1)コンテンツを使いオリジナルグッズを作成・販売できる新機能を、2022年5⽉23⽇(⽉)よりNFTコンテンツの制作者向けに提供開始いたします。NFTコンテンツで作成したオリジナルグッズの販売ができる機能は、国内オンデマンドプリントサービスでは初(※2)となります!
今後は、NFTコンテンツクリエイターに売上の⼀部が還元される仕組みづくりに取り組むなど、NFTコンテンツの活⽤⽅法の可能性を広げることで、さらなるクリエイター・エコノミーの発展に貢献していきます。
(※1)「NFT:Non-Fungible Token(非代替性トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。そのトークンをデジタルアート作品や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの唯一性を表現することに加え、NFT発行者に二次流通以降における収益の一部をロイヤリティとして還元することも可能。
(※2)2022年5月23日時点、国内主要オンデマンドプリントサービスを比較(自社調べ)
新規サービス「GMOレンシュ」の提供を開始しました!
チーム・教室のための連絡集金サービス「GMOレンシュ」の正式版を2022年4月4日(月)より提供開始しました。
「GMOレンシュ」はサッカー教室やダンス教室など、習い事を運営されている事業者さんを支援するサービスです。チーム・教室運営における出欠確認や休講などの「連絡」と、受講料や教材費などの「集金」を、オンライン上で完結することができます。
スポーツをはじめとした教室・チームを運営する方の連絡や集金による負担を減らし、教育・習い事市場のDX化をはかります。
その他3月、4月のプレスリリースなどはこちらの記事をご覧ください。
※社内イベントも掲載されています!
【3】IRページをリニューアルしました!
株主・投資家のみなさまにより深く当社をご理解いただくため、「IRページ(株主・投資家情報)」をリニューアルし、「中長期目標・成長戦略」などのページを新設しました。
また、「個人投資家のみなさまへ」ページを新たに設け、直近の個人投資家説明会の資料や動画コンテンツなどを掲載いたしました。今後もさらに内容を充実させていく予定です。
「IRページ(株主・投資家情報)」のトップページでは、PR開示情報も上記のように見やすくまとめて掲載しておりますのでぜひご覧ください。
以上、2022年12月期第1四半期決算の振り返りでした。
また第2四半期決算後にお会いしましょう!
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ご自身のキャリアや希望する働き方をご登録いただくことで、適した職種の募集が開始された際に選考についてご連絡します。