会社の変化に合わせてチームのあり方を考える。「攻め」も「守り」も常にアップデートする総務のチャレンジ。

現在ペパボには約450名のパートナーが在籍しています。
世の中の変化、会社の変化に合わせて適切なオフィス、環境を提供している総務。
総務として意識していることやペパボならではの働き方をお2人にインタビューしました。

自己紹介

野上 真穂(のがみ まほ)
あだ名:まっほー
所属:取締役兼経営管理部長
Facebook:Maho Nogami
趣味:休みの日は、登山やゴルフの練習をしています。住宅街を散歩して街の歴史を知るのも好きです。最近歩いた街は阿佐ヶ谷。

大河原 誠(おおかわら まこと)
あだ名:まこっち
Instagram:@nihonshu_ojisan
配属:経営管理部 総務グループ
趣味:スポーツ:テニス、プロ野球観戦 
好きな街:四谷三丁目、池袋

 

- 自己紹介をお願いします

まこっち:
こんにちは。経営管理部総務グループに所属しております。もうすぐ入社8年目になります。主にパートナーのみなさんが働きやすくなるためのワークプレイスの企画・改善や社内イベントの開催、運営を担当しております、まこっちです。

まっほー:
こんにちは。
取締役兼経営管理部長の野上です。総務の他にも法務を担当しています。どちらもペパボの文化をつくっていくことにおいて大事な部門です。特に総務を担当してからは、パートナーのみなさんが働きやすい環境や仕組みづくりに力を入れて取り組んでいます。

ハイブリッド出社に備えたオフィスの整備

- コロナが少し落ち着き、出社するパートナーも増えてきました
 今総務で取り組まれていることについて教えていただけますか

 

まこっち:
これから出社パートナーが増えてくることを鑑みて、出社した時に働きやすい空間になっているか、必要なものが使いやすい位置に不足なく揃っていて整理整頓されているかなど、オフィス出社時はパートナーの視点に立って改善案を検討しています。

まっほー:
コロナの前と今とでは、オフィスの使い方をはじめとして働き方も大きく変わりました。
それにともなって、総務という部署のあり方自体から考え直す時期にあると思っています。

今、力を入れていることのひとつとして、これからオフィスをどう使っていくべきか、大きな方針をみんなで話し合っています。オフィスの管理業務としてではなく、業務に合わせて働く場所を選んでもらうABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング:自分に最適な場所で働くスタイル)の視点や、どのように仲間とコミュニケーションを取るべきか、その施策も総務で企画し、取り組んでいます。最近はデータを取得することで、働き方の変化や施策の効果を可視化できるようにしたいと思っています。

まこっち:
せっかくオフィスに来てもらったならば、コミュニケーションをより取りやすい環境にしていきたいなって思っています。
たとえば、リモートでミーティングに参加するメンバーとも画面越しにコミュニケーションが取りやすいようなレイアウト変更を先駆けてやってみています。

執務スペースはパーテーションや席を間引いたり、定期的に共用スペースを消毒するなど、感染対策をしっかりしています。オフィスって安全なんだよ、っていうのを視覚的にも見せていけるようなオフィスを目指していきたいなって思っています。

そのために今は「整理整頓」じゃないんですけども、不要なものを整理することで導線を整えるなど、「出社したくなる心地よい空間づくり」っていうのを地道に行っています。

まっほー:
少しずつ試行錯誤しながら進めていっていますね。そして、ペパボ は、東京、福岡、鹿児島の3拠点のオフィスがあるので、それぞれの特性を生かしたオフィスづくりをしていくというおもしろさも感じています。

「魂を込めてやる」。総務から楽しさを伝染させる取り組み。

- ペパボの総務ならではの働き方ややりがいなどはありますか

まこっち:
ひとつひとつのイベントや業務に心を込められる点だと思います。

社員旅行にしてもP-1グランプリ(新しいアイディアをアウトプットするプレゼン大会)にしても、そしてオフィスづくりにしても、すべてのイベントや業務を、われわれ総務が一番楽しんで運営するんだ、という気持ちで取り組んでいます。

「魂を込めてやる」って僕ら総務はよく言っているんですけど、たとえばイベントを運営する時も、「嫌々やらされてやる」じゃなくて、「僕たちがこんなに楽しいんだから、一緒に参加しようよ」っていう気持ちで作り上げると、イベント自体も盛り上がります。

たとえば去年の年末総会は、外部の制作会社が考えたプランに加え、役員のみなさんにエンディングでドリフを踊ってもらったりとか、自宅にご飯を届けたりと、オンラインであってもみんなで一堂に会して1年を振り返っている気分に慣れるようなアイディアを総務で考えプラスしました。これは業務でも同じで、ペパボらしいプラスアルファを必ず加えるようにしています。

このプラスアルファによってパートナー同士の繋がりや仲良くなる機会を総務の方でも創出できる。そういった部分がやりがいだと感じています。

2020年年末総会の様子

まっほー:
数年前の社員旅行で、無人島を貸し切りにしたイベントを企画したのは、本当に素晴らしいアイディアで大好評でしたよね。まこっちが言っていた昨年のオンラインで開催された年末総会も盛り上がりました。

誰かが決めたことを実行することよりも、たとえば社内イベントや社内で利用するツール、オフィスのレイアウトなども、常に企画の段階から考えるところは、ペパボの総務ならではと思っています。

企画をするためには、みんながどうやったら生産性が上がる働き方ができるのか、企業理念の「もっとおもしろくできる」や、行動指針の「わたしたちが大切にしている3つのこと」をどうやって醸成していくか、そもそも生産性が上がるとはどういうことかなど、根本的なところから考える必要があります。さらに、求められることが、どんどん変化していくんですよね。だから、そういう新しいことを楽しめる人、新しいチャレンジを楽しめる方には、やりがいが大きいのではないかと思っています。

- 総務は会社全体に関わる仕事なので、他の部門と連携することも多いのではないかと思いますが、どのような関わり方をしていますか

まこっち:
たとえばイベントや社員旅行を実施する時には、部署を巻き込んでアイディアを出していただいたり協力していただりすることが多いです。

イベントを通じて、他職種同士の繋がりを体験してもらえたらいいなって。

また、オフィスへ直接出社している方への連絡は、なるべく直接席に伺って声を掛けるようにしています。リアルなコミュニケーションを取ることで相手の表情から「伝わった、理解いただけた」というのもわかりますし。「関わり方」自体も意識しています。

- 課題と感じていることなどはありますか

まこっち:
今、僕が一番の課題だなって思っているのが、「イベントやります。オフィスに集まりましょう」となった時に、今のレイアウトでは全員が快適に集まるのが難しいことです。また、「オフィスが使いやすくなったしカッコ良いから行こうよ」って思ってもらえるように、オフィスの形と仕組みを作っていくのが僕たちのミッションかなって思っています。

まっほー:
リモートワークを続けていくことを前提に、今までペパボが作ってきた文化をどういう風に浸透させていくのか。さらに新たな文化をどう作っていくかが大きな課題だと思っています。それと同時に、今あるオフィスの課題にも、まずはスピードをもって対応していく必要もあり、総務のメンバーとは、常にアイディアを出し合っていますね。また、データの取得や分析といった科学的な観点もこれからのペパボの総務には重要になってくると思っています。

- 話し合いが活発に行われているのですね
 チームの雰囲気はいかがですか

まこっち:
いい意味でそれぞれがそれぞれの旗を持って、しっかり抜け漏れのないように業務を進めています。でも、何かひとつ大きなミッションが出てきた時には一枚岩となって進められる、そんなチームだと思っています。

まっほー:
そうですね。メンバーみんなに共通しているのは、ホスピタリティ精神が強いというか、ペパボのパートナーのためにどうしようっていうのをひとりひとりが、それぞれの業務の中でも常に考えているところです。そしてそれが強みでもあります。

攻めの総務でいるために、日々の業務からも改善提案を出し続ける。

- 今回総務マネージャーの採用を行うとのことですが、期待したい業務などはありますか

まっほー:
総務の業務のベースとして、稟議手続きや捺印、文書管理など内部統制的につながる業務もあります。オフィスや社内イベントの企画や運営といった業務の一方で、コーポレートガバナンスの視点からの会社の仕組みづくりも総務の大きな役割のひとつです。

また、BCPや災害対策などの「守り」の部分も、ペパボに合わせた仕組みをアップデートしていく必要があります。

いずれにしても、これまで通りに対応していればよいということはひとつもなくて、会社が変化していく中で、常に見直しが必要です。専門的な知識をベースに、ペパボに合わせた新しい取り組みや新しい総務のあり方を一緒に考えていきたいです。

- 現在マネージャー候補を募集しています。
 一緒に働きたい、と思う方について教えてください

まっほー:
これから、総務自体の概念が変わってくると思っています。だから、これからの総務には何が必要なのか、ペパボの総務部門の在り方自体を考えていける方とご一緒したいです。

ペパボにおいて、総務部門の活躍の幅は非常に広くて、可能性も大きいと思います。「こういう風にしてください」ということを具体的に形にすることも大事ですし、さらには、「こういうことが必要なんじゃないか」「総務はこうあるべきなんじゃないか」ということをたくさん考えていってほしいと思っています。

もしかしたら、誰もやったことがないことをお願いすることも多いと思うので、チャレンジ精神をもって実際に動いてくださる方、そういうところにやり甲斐を感じてくださる方がいたら、ペパボの総務をもっとおもしろくできるんじゃないかなと思いますね。

まこっち:
コロナ禍ではなかなか感じることができなかった「リアルな活気」というものを、社内イベントやオフィスづくりなどを通じて感じてもらいたいと思っています。

そのためには、前向きに柔軟にアイディアを出して、僕たちと一緒に走ってくれる方と働きたいです。

あと、これからもっと会社の規模が大きくなって、会社の環境も大きく変化していくと思うので、偏りなく柔軟な対応ができる、っていうのも求められてくるかなって思います。

時にはマネージャーとして、時にはプレーヤーとして、どっちもやるよ、っていうマインドの人がいいなって。

まっほー:
そうそう。ペパボのマネージャーは、自らプレーヤーとしても率先して動きますよね。特に総務は、1人だけでは決してできない規模の業務が多いので、マネージャーもチームメンバーと一緒になってトライ&エラーしていくことが大事ですね。

- 最後に一言お願いします

まこっち:
僕は入社して8年になるのですが、長く働けるのも新しいことやチャレンジができる組織だからだと思っています。

アイディアを出したり企画をしたりしたい人にとっては、もってこいの部署だと思うので、ぜひ一緒に働いてくれる方をお待ちしています!

まっほー:
総務は、会社全体に関わり、会社の文化を醸成するうえで、非常に重要な部門です。変化の中で一番よくないのは、何もやらないこと、実行しないことだと思っています。

チームメンバーと一緒にこれからの総務、これからのペパボをつくっていってくださる方、ご応募お待ちしています!

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