ペパボと投資家をつなぐ。新体制となった経営企画チームインタビュー

2021年最後のHRブログは、今年新たなメンバーが入社し、新体制となった経営企画チームの3人に、経営企画チームの仕事や、普段投資家や会社の経営メンバーと近い距離で働く3人からみた2021年のペパボとこれからについて、お話を聞きました。

自己紹介

大友 淳(おおとも じゅん)
あだ名:ともじゅん
Twitter:@tomo_junjun
経営戦略部 経営企画チーム。趣味はキャンプです。最近はスパイスからカレーを作ったり、低温調理器を使った料理にハマってます。

三田 貴史(みた たかし)
あだ名:みたぱん
Twitter:@Mitankopittanko
経営戦略部 経営企画チーム。趣味はアニメやゲームです。最近は近所のスーパー銭湯にある高温サウナにハマってます。

金子 まどか(かねこ まどか)
あだ名:まどか
Twitter:@Madoka_Chan88
経営戦略部 経営企画チーム。趣味はマンガと散歩、最近買った書籍は『ドロヘドロ』と『東京23区凹凸地図』です。

入社の決め手は「もっとおもしろくできる」の企業理念に惹かれて

ーまず皆さんのご経歴と、現在の業務内容について教えてください。

ともじゅん:
まず、経営戦略部には経理財務チーム、投資戦略チーム、経営企画チームの3つの組織があります。経営企画チームはその中の一つで、メンバーは私たち3人です。

私は2021年3月入社で、入社して9か月が経過したばかりです。

前職では今と同じく経営企画の仕事をしていて、予実管理周りやIRなど、幅広く仕事をしていました。現在は予実管理や、取締役会の月次報告の資料作成、直近では予算の策定作業を行っていて、数値まわりの仕事をすることが多いです。

みたぱん:
私も今年の3月入社で、大友さんと同じタイミングで入社しました。

前職も投資家対応などIRを専門で行う部署で働いていました。その経験を活かして、今は投資家面談や社内の会議体などをメインで担当しています。

まどか:
私は2020年7月入社です。前職も、皆さんと同じくIRと経営企画をやっていました。私は予実管理やIR、投資家面談や株主優待など、幅広く業務に関わっています。

またサステナビリティ関連の業務も担当しています。

ー皆さんまだペパボに入社して1年前後だと思います。ペパボはサービスも多く覚えることもたくさんあったと思うのですが、どのように業務を覚えていったのですか。

ともじゅん:
前任の担当者の方からそれぞれのサービス概要や、影響はこういうところがあるよといった話はざっくり聞いていたのですが、実際にサービスの担当者と話をしたり、経営企画の仕事の実践を通して覚えていきました。

ただまったく自分が知らなかった領域だったので大変でしたね。

みたぱん:
私も違う業界から転職してきたので、インターネット業界の用語や数字の作り方はわからないことが多かったです。

入社前にペパボのサービスを利用してみようと思いSUZURIで商品を購入してみて、「あー、こんな風になってるんだ」というのを体験してみました。あとはペパボの経営メンバーが集まり、今後の事業方針などを話し合う、スイート合宿というミーティングに入社直後から参加させてもらったので、そこでキャッチアップをしていきました。

ともじゅん:
私もペパボに入る前は、正直minneしか知らなかったです。minneのハンドメイドマーケットというオフラインイベントに参加したことはあったのですが、入ってみて「こんなにいろいろなサービスを提供しているんだ」ということを知りました。

ーお二人はIT業界や、Web企業で働いてみたくてペパボに転職したのですか。

みたぱん:
私はペパボの企業理念である「もっとおもしろくできる」に惹かれて入社しました。

もともとエンタメ業界にいたので、おもしろいことをしていきたいという思いがありました。その中でペパボは自己表現を支援していて、魅力に感じました。

ともじゅん:
私も「インターネット業界がいい」という強い希望は特になくて、これは面接でも答えたんですが「なぜペパボを選んだんですか」という質問に「直感です」って答えたんです。

転職活動中、各社の企業研究をする中で、ペパボの説明が自分の中で一番しっくりきたというか、「もっとおもしろくしたい人、あつまれ」といったメッセージを感じて、「ここならいろいろなチャレンジが出来るかもな」と思いました。

経営層や社長との距離が近く、エンゲージメントの高さを感じた

ーペパボの特色の1つで「四半期報告会」がありますよね。皆さんは参加・運営してみてどうですか。

まどか:
四半期報告会は、経営企画が主催して、四半期に一度、会社の業績をパートナーと共有する会です。

CFOが全社業績を報告したり、各事業部の部長が各サービスの業績や今後の施策を報告したり、あとは社長のケンタロさんとの脳内同期が行われる会なのですが、四半期に一度、社長から直接メッセージをもらえることって500名近い規模の会社ではあんまりないと思うので、経営層や社長とパートナーが近い会社なんだなっていうのをすごく感じました。

私は、四半期報告会ってペパボの文化がすごくわかるイベントだなって思っています。ただ業績を共有するだけじゃなくて「どうせだったらおもしろくしよう!」というのがすごく伝わるんですよね。部長もスライドや発表の仕方をすごく工夫していて!

あとZoomのチャット欄の盛り上がりがすごいんですよね。全パートナーが参加しているのですが、褒めあったり、「頑張ろう!」みたいな発言があったりと、すごくエンゲージメントの高い会社なんだなって思いました。

みたぱん:
すごく理念型経営というか、経営理念をしっかり浸透させようという意思を感じますよね。

まどか:
「もっとおもしろくしよう」っていうのをすごく感じる会ですよね。

ともじゅん:
四半期報告会のアンケートも回答率も高いし、みんないろいろな意見をくれます。

それに対して私たちも四半期報告会をもっと良くしていきたいって思うし、みんなも良くしたいんだなっていう意思がすごく伝わってくる会だなと思います。

まどか:
あと、以前は四半期報告会を対面で実施していたのですが、コロナ禍になってからはオンラインで実施しています。

オンラインでもみなさんに楽しんでもらえるように何かできないかと思ってチャットで寄せられたコメントを紹介するようにしたところ、すごくパートナーの方に喜んでもらえたんです。

これってオンラインならではの取り組みで、オンラインでも、オフラインにはない良さが何かないかなって考えた結果でした。他のこともそうですがどんどん良くしていこうという気持ちがすごくある会社だなと感じました。

ともじゅん:
私も三田さんもまだオンラインでしか四半期報告会を経験したことがないので、オフラインでの実施を楽しみにしているところです。

2021年、投資家の方から注目度の高かった施策は「フリープラン」

ー経営企画チームのみなさんは、投資家の方や社外の方と接する機会も多いと思うのですが、2021年のペパボの取り組みで、注目が高いものは何かありますか。

みたぱん:
投資家の方と面談する時、事業成長に期待を持たれていると感じます。

特に今年はカラーミーショップでフリープランがリリースされ、そこが特に注目されている印象でした。もともとペパボとしてカラーミーショップ、SUZURI、minneなどのEC関連サービスを成長させていくという話をしていることもあり、注目されていると感じています。

創業ビジネスを中心としたホスティングだけでなく、これまでに多くのサービスを展開してきた企業だからこそ、EC支援、ハンドメイド、金融支援に対しても、成長が期待されているんだと思います。

ネットショップ作成サービス「カラーミーショップ byGMOペパボ」 EC参入のハードルを下げ、DXを加速させる初期費用・月額利用料無料の『フリープラン』提供開始

ーイベントや説明会運営など、結構大変ではないですか。

みたぱん:
そうですね。決算関係の仕事や、投資家向けの説明会などは、資料を作るところからイベント運営まで業務が多岐に渡るので、経営企画チームはみんなで動くことが多いです。予算関係の仕事もそうだと思いますが、副部長の杉野さんも一緒になって決算をやり遂げるみたいなチーム戦が多いですね。

ともじゅん:
「じゃあ、私これやっときます」というように、みんな連動して目的に向かって対応していく感じですね。

ーチームコミュニケーションで何か意識していることはあるんですか。

みたぱん:
入社したときからオンライン中心だったこともあって、そこから結束を強くするのがなかなか難しくって。だから出社した際はみんなでランチにいったり。

あとは1日朝と夕の2回ミーティングをするなど、他のチームと比べると多めに会う時間を作っていて、そこで仲良くなっていったと思います。

まどかさん:
ちょっとしたことを話したりとかしてますよね。

ともじゅん:
でもやっとですよね。緊急事態宣言も明けて、自由に出社できるようになって、こういう風に直接集まって話もできるようになって。より結束が強まってきた感じがありますよね。

サステナビリティページをリニューアル

ー2021年はペパボのサステナビリティの取り組みを紹介するページのリニューアルも、経営企画チームの大きな取り組みの一つだったと思うのですが、その時の話を教えてください。

まどか:
はい。サステナビリティは2020年ごろから特に市場からの要請が高くなっているので、ペパボとしても取り組まなくてはいけないという思いはありました。

社内向けには、昨年秋にマネジメントメンバーが一堂に会する合宿、Pepabo Growth Camp にて、ワークショップを実施したりしていたのですが、「じゃあ、実際投資家の方にはどういう風に見せるのが効果的なんだろう」というで悩んでいました。

そこにサステナビリティについての知見がある三田さんが入ってきてくれたので、「こういう風に整えたらいい」とか「こういうフレームワークを使ったらいいよ」というのを教えていただきました。

それでようやく2021年9月にサステナビリティのページをリニューアルできました。

サステナビリティ | GMOペパボ株式会社

みたぱん:
社内でも「どういうサステナビリティが大事なんだろう」という議論をしたり、個人的にはサイトや開示データを作る上で、人事や法務、デザイン部のみなさんにご協力いただいて、部署を超えて取り組みができたのもよかったです。

あとサステナビリティやコーポレートガバナンスコードもそうですが、社会的にも求められている水準が上がっていく傾向にあるので、そこに向けて準備をしていくことは必要だと思っています。

ともじゅん:
グループ会社の中でも、先駆けてマテリアリティを特定したり、サステナビリティの取り組みをサイトを作って公開できたのはよかったと思います。

みたぱん:
あと投資家向けにデータ開示をしたことで、ESGやSDGs関連のアンケート調査の連絡もくるようになったのはよかったです。

2022年は経営企画チームだからできる、社内外へのアウトプットを増やしたい

ー2022年の準備を行う中で、今の時点で何かお伝えできることはありますか。

ともじゅん:
ペパボではストックビジネスの安定した収入をEC関連サービスに投資をして伸ばしてしていくところは、さっきも話した通りで、来期計画についても、私たちが投資家の皆さんにどういったストーリーでどうお伝えしていくのかというところはまだ課題として残っています。

まずはそこをしっかり投資家の方にも理解してもらえるような、資料づくりなどをして、整えていきたいなと考えています。そこの部分は事業部の皆さんと相談しながら、進めていければなぁという風に思っています。

ー最後に2022年の意気込みを教えてください!

みたぱん:
先日、国内の個人投資家向けのイベントをやらせてもらって、引き続きそれもやっていきたいと思います。また、海外投資家の方にもペパボを理解いただきたいので、英語版の資料や、外部に公開する資料を充実させることを来年はやっていきたいなっていうところです。

まどか:
来年はオフラインの会議が増えてくると思っています。四半期報告会もそうですし、スイート合宿など、私を含め経企チームはみんなオンラインしか経験していないので、そこが実際どうなるのか楽しみですが、不安な部分でもあるので「もっとおもしろくできるよう」に頑張っていきたいです。

ともじゅん:
経営企画チームとして、社外にはペパボの取り組みを、社内には投資家の方からの声を、もっとアウトプットしていかなくちゃいけない部分があると思っていて、まだまだ出来ていないこともあるだろうし、改善していかなくちゃいけないこともありますが、経営企画チームで検討を進めて発信していきたいと思っています。

ありがとうございました。

2021年のHRブログの更新は以上となります。2022年最初は1月7日(金)公開です。来年もぜひ更新を楽しみにしてください。

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