「様々なクリエイター、アウトプットする人、そういう人たちのためのサービスをさらに展開していきたい」
毎年恒例の年末総会。公開された動画の中で弊社代表取締役 佐藤健太郎が力強く語った言葉だ。
ユーザーと『共に』成長してきた
多くの方の可能性を広げ、インターネットを通じたあらゆるアウトプットを支えるため活動してきた我々がいま実感しているのは、この一点である。
弊社サービスであるロリポップは昨年11月に20周年、minneは今年1月17日に10周年を迎えた。弊社サービスのすべてで長年ご愛顧いただいているユーザーが増えていくその中で、成長を続けてきた。
だからこそ、ユーザーのみなさんにもっとサービスを通じた体験価値を提供していきたい。
そんな想いを共有する機会となったGMOペパボ・GMOクリエイターズネットワーク年末総会2021。
その様子についてレポートしていきたい。
GMOペパボ・GMOクリエイターズネットワーク年末総会2021の開催
2021年12月28日。
GMOペパボ株式会社とGMOクリエイターズネットワーク株式会社のパートナーが一堂に会する年末総会が執り行われた。
今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策を十分に取った上で、東京・福岡に分かれてのオフライン開催。昨年はオンラインでの開催であったことから、実に2年ぶりのオフラインイベントとなった。
会場に入る際のアルコール消毒・体温チェック、マスク着用を全員が実施し、万全を期しての挙行となった。
第一部:年末総会、サンライズ★アワード
参加者全員が着席した状態で、スクリーンに動画がうつしだされ、年末総会2021の第一部が幕を切った。
まずはペパボと連結企業であるクリエイターズネットワークの2社を対象に社内表彰式「ペパボ★サンライズアワード」が行われた。
エンジニア部門賞、デザイナー部門賞、ディレクター・営業部門賞、カスタマーサポート部門賞、管理部門賞、もっとおもしろくできる部門賞、そして特別賞。それぞれ優れたパートナー・チームが選出される、半期に一回のアワードである。
今回は受賞者のあいさつ等は行われず、発表のみとはなったが、2021年下半期に活躍したパートナーの名前が画面にうつしだされると、会場はあたたかい祝福の拍手に包まれた。
サンライズアワードの発表後、総括、来期方針等脳内同期を行うための動画上映へと進む。
全国各地の映像がオープニングムービーとしてうつしだされ、全パートナーへ向けた経営陣のメッセージが上映される。
会社やサービスが、今後目指すべきヴィジョン・フィロソフィーを改めて共有され、今後の目標などが掲げられた。
さらに、ロリポップ、カラーミーショップ、minne、SUZURI、FREENANCEをご利用中のユーザーへのインタビュー動画が公開された。
インタビュアーは、各サービスごとの担当者。
ご利用いただいているユーザーさんにインタビューをする様子がうつしだされる。
サービスを使う中で見つけた「夢」や「目標」を語る方、生活の一部としてサービスを利用している様子を語る方。
ユーザーの生の声を聞く機会があまりないため、サービス利用の「その先」の様子を伺い、刺激を受けたパートナーも多くいた。どうしても業務の中では、サービスの「運営側」としての視点にかたよってしまいがちではあるが、ユーザーさんの語るサービスへの想いに、改めて「サービスはユーザーと共に成長してきた」ことを感じさせられた。
サービスはユーザーあってこそ成り立つものであることを、改めて肌で感じられる瞬間であった。
1時間半ほどで年末総会第一部は終了。
場所をオフィスへうつし、希望者のみ参加の第二部が開始する。
第二部:懇親会
第二部では懇親会が開催された。
メインイベントのビンゴ大会では、配布されたビンゴカードに、各自がパートナーの名前を記入するという一風変わったルールで実施され、いままで交流することのなかったパートナーを知るよい機会となった。
なお、ビンゴで引き当てられる名前は、入社2年目以内の方が多くなるよう調整されていた。より多くのパートナーが新しく入社した方と交流し、名前を書くことができるよう、該当者の方の名札には目印となる「花」の飾りを付けている。
Apple Watchなどの豪華賞品の授与が行われるたび、会場は大きな拍手が沸き起こった。
オフィスのあちこちで「はじめまして」「久しぶり」の声が飛び交っていた。コロナ禍でなかなか会うことができなかった分、また、いつ情勢が変わるかわからない中、会社が用意した安全な環境でのリアルコミュニケーションは、参加者にとって素晴らしい時間となったに違いない。
運営担当:経営管理部 総務グループ大河原 誠 へのインタビュー
年末総会の運営担当者に、今回の企画について話を聞いた。
◆今回の企画の趣旨を教えてください
今年の年末総会は1部構成で、第2部はボールルームで一堂に会し、サインライズ★アワードと動画による脳内同期の時間としました。
動画のコンテンツに関しては今回社長室が中心となって制作しています。
第2部ではオフィス全体を活用した懇親会を開催しましたが、久しぶりにオフィスに出社される方も多いので、「せっかく年に1度全員に出社いただくならば、パートナーの皆様同士がより多くの方とコミュニケーションし、1人でも多くの顔を覚えて帰り、かつオフィスに来て良かった!楽しかった!」と感じてもらえることを目指して、特に交流を生む仕掛けの部分において、企画に力を入れました。
また、昨今の状況を鑑み、感染対策と交流機会を同時に成立させて、無事に当日の運営を行うことは総務として重要ミッションでありましたので、準備の段階からいくつもアイディアを練り、当日はバックオフィスのたくさんの方々に協力をいただきながら、結果として感染対策を行いながら全員でリアルに交流するというイベントを実施することができました。運営に協力してくれた皆さんには本当に感謝しています。
◆どのような点に工夫して運営を行いましたか
大きく2点ございます。
1つ目は、感染対策の点です。第1部のボールルーム内においては、スムーズな入退場と大声を出さない着席誘導を心掛けた点に加え、退場時はオフィスに入室する前に全員が手指消毒を徹底できるよう、管理部門のパートナーに、オフィスのある13階のエレベーターホールに消毒部隊として立ってもらい、一人一人に消毒するオペレーションとしました。
2つ目は、リアルコミュニケーションの工夫です。
特に、初めて顔を合わせるパートナー同士や入社歴の浅い方がどうやったらみんなと自然に会話できるだろう!?
と考えたときに、飲み物や食べ物を出すだけの単純なものでは味気ないなと思い、交流企画として「選ばれしナインを当てろ!年末ジャンボビンゴ大会」を実施しました。
(景品は部長・役員から提供してもらいました!)
通常のビンゴにペパボらしさを+α 加えるのが年末の総務の見せどころです!
空白のビンゴカードにそれぞれがパートナーの名前をフルネームで埋めていき、司会者が全員の名前が入った抽選箱からくじを引いていき、縦横ななめのいずれかを揃えるとビンゴになるという仕組みです。
相手の名前を聞かなければ手持ちのカードが埋められないので、多くの方との交流が生まれます。
さらに、入社1~2年目以内の方の名前をカードに書くとビンゴの当選確率が上がるという仕掛けで、部署や役職、入社歴などの垣根を越えてコミュニケーションが取りやすい運用にしました。ビンゴの司会を務めてもらうなど、ここでも管理部門の有志が大活躍してくれました。
結果として、楽しかったというお声をたくさん聞くことができましたが、運用面や環境面ではもっとよくできたな、と思う部分もありました。こういった課題も来年の糧にして、来年はさらに素晴らしいイベントを作っていけるよう励んでいきます!
※総務の活動内容については【会社の変化に合わせてチームのあり方を考える。「攻め」も「守り」も常にアップデートする総務のチャレンジ。】でもご紹介しています
2022年のペパボとクリエイターズネットワーク
会の終盤、佐藤はこう言った。
「まだまだ我々の『アウトプットを増やしていく旅』は志半ばです」
ユーザーと「共に」成長してきた私たちは、インターネット上でアウトプットを行うすべての方を「クリエイター」と呼び、支えていくことを使命としている。多くの方に支えられていることに感謝しながら、2022年もペパボとクリエイターズネットワークはクリエイター・エコノミーカンパニーとして世の中のアウトプットを「もっとおもしろく」するために前進していきたい。
集ったひとりひとり、同じ方向を見据えそれぞれの決意に胸を熱くした、そんな一日となった年末総会。今後も情勢を見極めつつ、オンラインとオフラインを使い分け、ハイブリッドなペパボらしいコミュニケーションスタイルを模索していきたい。
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