分析から高速PDCAを実践!新たなコミュニケーションで「minne」を伝えるSNS戦略

SNSを通してユーザーとのコミュニケーションを取りながらminneを盛り上げている3人。
チームとして本格始動した2021年2月から約半年間のチャレンジや運用の裏側など、リアルなお話を聞かせてもらいました。

【まーさ】
名前:宮良 眞美
あだ名:まーさ
所属部署:minne事業部 マーケットグループ
職種:ディレクター
趣味:スポーツ観戦、おいしいもの
最近ハマっていること:ラグビー観戦

みっころ】
名前:吉田 美月
あだ名:みっころ
所属部署:minne事業部 マーケットグループ
Instagram:@hughugpnd
職種:アシスタントディレクター
趣味:カラフルな雑貨&紙モノ収集
最近ハマっていること:パン屋さんのパンを食べながらお酒を飲むこと

【ひなぴよ】
名前:三好 雛子
あだ名:ひなぴよ
所属部署:minne事業部 マーケットグループ
Twitter:@hinapy428
職種:ディレクター
趣味:器集め
最近ハマっていること:大きなお風呂に入ること

minneのSNS戦略、目的と狙いは

―新たにチームができたことで、SNSでの取り組みにさらに力を入れるようになったと思うのですが、SNS戦略の目的とチームの目標を教えていただけますか。

ひなぴよ:
新規ユーザーの獲得がメインです。

SNSアカウントを通してminneの存在を知ってもらうことはもちろん、ハンドメイドを生活の中の身近な存在にすることを目指しています。
チームの短期の目標では、OKRをベースに四半期ごとにインプレッション数やエンゲージメント率の目標を設定しています。

SNSの特徴を捉えた効果的な運用を実践

―minneで運用しているSNSの種類は何ですか。どのように使い分けていますか。

みっころ:
TwitterInstagramがメインです。

ひなぴよ:
どのアカウントでも投稿内容はあまり変えていません。
作品や作家・ブランドのみなさまの紹介、クーポンなどのキャンペーンのお知らせが多いです。

一方で、1回の投稿の情報量はSNSごとに変えています。
Instagramは写真を複数枚上げることができるので、1回に投稿できる情報量が比較的多いことを活かした情報発信をしています。またTwitterは1回に投稿できる情報量が限られるため、投稿の写真やテキストを絞って、パッと伝わるようにしています。

みっころ:
Twitterはリアルタイム性が強いので、「◯◯の日」をテーマにした投稿や、目を引く写真を投稿するようにしています。タイムラインで投稿が流れていくので、一瞬で惹きつけることが大事ですね。

まーさ:
先日投稿したツイートは、リアクションが良くて、リツイートの数があっというまに増えてすぐ1000RTを越えたんです。
引用リツイートで「◯◯さんに似合いそうだからおすすめ!」と、メンションを飛ばして拡散してくれる方もいたり、Twitterは投稿のシェアによって情報が広まりやすいですね。

反応が良かったTwitterの投稿

まーさ:
Instagramは、自分のための情報を探すときに使われることが多いので、より詳しく伝えられるように1つの投稿の情報量を多くしています。
たとえば、赤ちゃん向けのギフトを探すなどの需要があって、Instagram上でハッシュタグ検索されることも多いですね。

実際に「投稿を見た人の約50%は、minneをフォローしていない」という結果が出たこともあります。フォロワー以外にも情報が届きやすいです。

高速でPDCAを回す、データを活用したチーム運営

―投稿する内容やタイミングはどのように決めているのでしょうか。

ひなぴよ:
投稿内容については、45分の投稿決めのミーティングを週1回行っていて、その週の投稿のネタにするトピックを共有しあい、担当を割り振ります。

さらに、各投稿の数値確認の週次ミーティングもあります。インプレッションや投稿に対するリアクションの数値を元に、良い点や改善点を洗い出しています。

みっころ:
ミーティングで挙がった改善点は次の週の投稿に活かすようにしています。
SNSは試した結果がすぐに数字で反映されるので、速いスピードでPDCAを回せていると思います。

-データに基づいて試行錯誤しているんですね。

ひなぴよ:
反応が良かった投稿と良くなかった投稿の全部の写真を並べて、色味や構図などを分析したこともあります。写真の色味や、トリミングの位置だけでも、リアクションが違うんです。

投稿時間の分析も行っていて、反応が良い日時の傾向を見つけてから、その時間帯を「花形」と呼んでいて、自分が「これはいける!」と思った一押しの投稿を推薦しています。

みっころ:
推しのネタがある時は「◯◯時の投稿枠ください!」というやりとりをしています(笑)

―効果測定に利用しているツールはありますか。

まーさ:
SNSが公式に提供している解析ツールの他、TalkwalkerやIconosquareを使っています。
1日3~5件を投稿しているので、たくさんのデータが集まります。
ツールをうまく利用することで、集めたデータを時間帯別や曜日別などいろいろな切り口で並べて相関を見たり、多角的な分析も行っています。

走り出しは順調!じわじわ見えてきたSNSの壁

―SNSを活用した施策を行う中で、うまく行かなくなった時期、エピソードはありますか。

ひなぴよ:
Instagramは一時期伸び悩みました。
最初は、作品紹介の投稿を中心に行い、リアクションも好調でうまくいっていたのですが、3ヵ月ほど経った頃に、インプレッションが一定ラインを超えなくなってきて「これ以上何をすればいいんだろう…」とスランプに陥りました。
突破するには違うことをやらないと…という焦りを感じ始めました。

みっころ:
Twitterはがんばった分だけリアクションの数も伸びたり、1つの投稿がバズったりして「当たり」を出せる可能性が高く、影響範囲も広がるのですが、インスタは1つの投稿だけ伸びることがあまりなくて。全体的に底上げしないとなと、難しさを痛感しました。

まーさ:
過去に一度、試しに、Twitterでリアクションの良い傾向がある作品を、Instagramで投稿してみた結果、とても反応がよかったんです。

数字で見える成果だけを考えれば、反応の良い投稿にどんどん寄せていく判断もありなのでしょうが、「minneのInstagramのアカウントが届ける内容は、Twitterと同じでいいのか?」というジレンマに陥りました。
SNSを通して何を伝えたいのか、その目的を改めて考えさせられましたね。

徹底的に見直した”minneのSNSの役割”

-見えた課題を乗り越えるために、取り組んだことはありますか。

ひなぴよ:
SNSを運用する目的を整理するために、SNSの利用者のペルソナを作ることにしました。
「TwitterやInstagramでminneをフォローしてくれている人はどんな人なんだろう」
「どんな情報を求めているんだろう」など、3人でじっくり考えました。

みっころ:
約1ヵ月かけて形にしていったので、完成するまでになかなかの時間がかかりました。
密度の濃いミーティング、7回くらいしたかな…。

ペルソナ作りのMTGに向けて、まーささんが宿題を出してくれたんです。
事前に考えてきた意見を持ち寄ってミーティングを重ねることで、議論が進みやすくなりました。
宿題の内容は、「現状の課題」「見る人が期待していること」「投稿者側のスタンス」などでした。

ペルソナを作ってからは、SNSアカウントの運用方針を固めていきました。
投稿者側のスタンスについてはいろいろな意見が出て、「セレクトショップの店員さんなの?街の案内人なの?」など、議論を積み重ねましたね。

まーさ:
公式アカウントでの発信は、minneがやりたいことをユーザーに押しつけるだけではダメで、だからといってユーザーのニーズを満たすためだけのものでもない。
ユーザーを楽しませながらも、minne事業部が持っている課題を解決するために、SNSという手段を通じて何をしたらいいのかを突き詰めて考えました。

他のサービスにはない、minne独自の価値を提供したい!という思いをみんなが持って、方針を固めていくことができたと思います。

方針検討のミーティング資料

-公式SNSアカウントの運用を見直したことで、新たに取り組んだことはありますか。

みっころ:
Instagramのひとつひとつの投稿の情報を濃くしていこうというチャレンジで、3つの投稿で1つの内容が完結するように変えてみました。 

ひなぴよ:
今までは、画像への文字入れもあまりしていなかったのですが、最近は織り交ぜるようにしています。情報量を厚くして、何度も見返す投稿にするためです。
Instagramには、投稿を後から見返せるようにブックマークしておく「コレクション機能」があるので、見ている人にとって有益な情報を1つの投稿にまとめるように意識しています。

まーさ:
例で言うと、Instagramで新しくチャレンジした「レシピ記事」の投稿の反応がよかったですね!結果、投稿の保存数が通常の2倍以上になりました。
投稿を保存してもらえると、見返すタイミングでminneに触れるきっかけになるので、単発だけではない繋がりを作れていると思います。

SNSが生んだ、ユーザーとの新たなコミュニケーション

-SNSの運用を強化して約半年ですが、サービスへの影響やユーザーの反応など、変化を感じることはありますか。

まーさ:
ユーザーとのコミュニケーションが増えた
と思います。

今の体制になる前は、担当者が2人で、他の仕事の合間に運用していたので、Instagramのストーリーの投稿や質問に答えるなどのリアルタイムの動きができなかったのですが、このチームになってから、人が増えたのはもちろん、みっころちゃんとひなぴよのコミュニケーションが上手で、新しいチャレンジも積極的にできるようになりました。
ふたりの力が大きいなと感じています。

あと、みっころちゃんのバレンタイン企画、よかったよね?

みっころ:
ありましたね!やってみたいよね~という思いつきから、Instagramの質問機能を使って、バレンタインのギフトを探している方に向けた「スタッフがおすすめの作品を紹介します!どんな作品を探しているか教えてください!」という募集型のゲリラ企画を実施しました。

午前中にストーリーで質問を投稿して、その日の夕方までに3人で作品をひたすら探しました。その後いただいたリクエストに対して、おすすめコメントをつけてストーリーで返信していきました。

返信をした方から、InstagramのDMで喜びの声をもらえたりして、とても嬉しかったです。人間味を出すことで、フォローしてくれている方にも親近感を持ってもらいやすかったのかな。

まーさ:
ひなぴよは、PRチームにいることもあって、著名人や企業さんがminneのことをつぶやいてくれているのを見つけて、リアクションしたりお礼のメンションをしたり、上手にコミュニケーションを取りに行ってくれていますね。

ひなぴよ:
minneについて紹介されているのを見つけたらすぐに自分からSNS上で声をかけたり、即時のアクションができるのは、SNSのよいところだと感じています。

他にも、SNSを運用しているメンバーが明確になったことで、他チームから「SNSで投稿できないかな?」という相談をもらうことが増えました。
minne事業部全体で、情報発信・コミュニケーションツールとしてSNSが活用されてきていると思います。

まーさ:
minneのキャンペーンとの相性がいいですね。キャンペーン時にはSNS上で作家・ブランドのみなさまの投稿や拡散が増えていく傾向があって、5月と6月は「minne」がTwitterのトレンド入りをしました。
日ごろからSNSでのコミュニケーションがとれていることで、キャンペーンの効果にも影響が出ているかなと思います。

これからのminneを盛り上げる私たちのチャレンジ

-まだまだ成長し続けるminneを盛り上げている皆さん。ご自身がこれからチャレンジしたいことはありますか?

みっころ:
minneには、アクセサリーだけではなくて食べ物からアートまで、幅広いジャンルのものがありますが、多くのユーザーは、自分が探しているもの以外あまり見ることがないと思います。

私は仕事柄たくさんの素敵な作品を知っているので、SNSや企画を通して紹介していくことで、「こんな作品もあるんだ!」と思ってもらえるような新しい出会いを生みたいです。
作家・ブランドのみなさんはもちろん、購入者さんも嬉しいと思うので、世の中にハッピーな人を増やしたいです!

まーさ:
SNSは今や生活の一部になっているので、日々の中でminneの存在が当たり前になって、みなさんの生活の中の楽しみになるような、情報を発信していきたいなと思っています。

ひなぴよ:
自分の身近な人はもちろん、世の中の老若男女がみんな「minne」というワードを当たり前に使うようになるといいなといつも思っています。たとえば、芸人さんが漫才のネタの中で「minne」を使ってくれるような。
実現できるような企画など、これからもチャレンジしていきたいと思います!

数字を追ってminneのプロモーションになるような運用を突き詰めていくのも大事ですが、運営している側も見ている側も楽しい、ちょっと気の抜けた企画もやっていきたいですね。バランスを取って、ペパボっぽさも出していきたいです。

まーさ:
たしかに。もうちょっといい意味での無駄というか、遊び心も入れたコミュニケーションもしていきたいですね!

ー最後にminne事業部はどんな組織か、一言でいうと?

まーさ:
いろいろな方向に縦にとんがった人が、横でつながって連携しあっている組織!パートナーの得意なスキルが明確で、お互いに助け合っている感覚があります。

みっころ:
ものづくりへの愛とリスペクトがある!作品や作家・ブランドのみなさんを大切に考えて、ものづくりの「過程」もしっかりと見ている人が多いと思います。

ひなぴよ:
minneで働く人は本当にminneが好きだと思います。
作家さんやブランドに対しても作品に対しても想いが強くて、とても大事に育てられたサービスなんだなと感じますね。

-ありがとうございました!minneの大事な発信源になっているSNS、今後のみなさんのご活躍も楽しみにしています!

現在募集中の求人

《おまけ》
「私のおすすめminne」

ここまでお読みいただきありがとうございました!
minneの作品を日々見ている3人に、それぞれのおすすめを聞いてみました。

まーさのおすすめ

手造りハム工房うえすたんさん
https://minne.com/@rockham

うえすたんさんの鳥ムネ肉生ハムは幸せ~な気持ちに浸れるほど美味しいです!

ヒオモカフェ(ちびと)さん
https://minne.com/@chibi-to

ヒオモカフェ [ちびと]さんの生姜シロップは冬の寒い日におすすめです。ピリッとした生姜の香りと温かさに癒されるのでぜひ。

maier-roomさん
https://minne.com/@maier-room

器が素敵なmaier-roomさんですが、実は壁掛けタイルが大好きです!不思議と楽しかった日を思い起こさせてくれるような魅力があります。

みっころのおすすめ

ayanekoさん
https://minne.com/@ayanekonendo

10人10色のカラフルで個性豊かな子達が揃っていて見ているだけでワクワクします。作品名にも世界観が詰まってて大好きです。

青山 佳世さん
https://minne.com/@kayoaoyama

スカートやマッチなど自分の身近なものも青山さんのフィルターを通るとこんなに素敵なテキスタイルになるのか…!と惚れ惚れしてしまいます。

タカヤマ マキコさん
https://minne.com/@kiramakira

微生物や石など珍しいモチーフをハッとするカラーリングで表現していて、その不思議な組み合わせがたまらないです。

ひなぴよのおすすめ

瑞光窯さん
https://minne.com/@zuikougama

どれもシンプルながらも美しい器ばかりでかっこいいです。見た目の良さだけでなく「スタッキングできる」「たっぷり入る」など機能的なところが素敵です。

value interior storeさん
https://minne.com/@valuestore

テーブルや椅子の脚や引き出しなどの装飾が凝っていて憧れます。お部屋のアクセントにほしいと思っています。

𝐃𝐮𝐲𝐮 𝐇𝗼𝐥𝐥𝐢𝐠.さん
https://minne.com/@a3xo

韓国っぽい雰囲気の可愛いキャンドルを作られています。友達にプレゼントしたいアイテムです。

《おまけ》
手応えがあった企画を聞いてみました!

【Twitterで大反響!】”プリン”トスクリーン キーキャップ

みっころ:
プリン型のキーキャップは4月に投稿して、1.3万RT、3万いいねを超えました!

まーさ:
思わずツッコミを入れたくなるような発想がおもしろい作品で、Twitterのユーザーが興味をもってくれそうという直感が決めてだったのですが、実際メディアにも取り上げられて、Yahoo!ニュースやAbemaTVにも露出したり、広く拡散されましたね。

みっころ:
全部まーささんが選んだ作品なんですよ。まーささんはバズる投稿女王です(笑)

【ユーザーと一緒に盛り上げる!】SNSシェア企画

Twitter上での作品募集投稿
Instagramストーリーの投稿

ひなぴよ:
シェア企画もおもしろかったですね。

みっころ:
minneの作家・ブランドのみなさんに向けて「このお題で作品を投稿してくださいね」と募集して、投稿してくれた作品をシェアするという企画を1週間行いました。みなさんの投稿をminneがさらに広める形ですね。

紫陽花をお題にしたときに、約4,500件の作品が集まって、100件以上の投稿をRTやモーメント機能で紹介しました。
作家・ブランドのみなさんも楽しんで企画に乗っかってくれることが多いです!

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